ドシュマンとドウースト/子どもに語るアジアの昔話2/松岡享子/こぐま社/1997年初版
正直ものと不正直もの/ウズベクのむかしばなし/須貝亮子・訳/新読書社/2000年初版
動物の話をかげで聞いて、そのとおりに行動すると幸運がまいこみ、その話を聞いたもう一人が動物のところにいくと、さんざんな目に合うという同じ話型の話。
両者ともまずは、二人がでてきますが、一方は善良で、もう一方は人をだますのも平気な男です。
昔話の主人公の名前には苦労しそうで、ドウーストは”友”、ドシュマンは”敵”。
ウズベキスタンは、正直ものと不正直ものとわかりやすいが、耳で聞いた場合はどんなイメージになるでしょうか。
イラン版では、ライオン、トラ、オオカミとキツネがとっておきの秘密の話をします。
ウズベキスタン版でも同様にライオン、トラ、オオカミとキツネがでてきますが、ジャッカルもでてきます。
イランとウズベキスタンは地理的には近い国で、シルクロードを中心に文化交流も盛んだったにちがいありません。
最新の画像[もっと見る]
- ザガズー 6日前
- おらは うーたん 1週間前
- ハシビロコウがいく 2週間前
- ラブリー オールド ライオン 2週間前
- 糸をつむいで 世界をつないで 2週間前
- ゆきの よあけ 2週間前
- 星の子ども 3週間前
- えほんよんで どこへいきたい? 3週間前
- おはなしは どこからきたの? 南アフリカのむかしばなし 4週間前
- はりねずみくんの かくれんぼ 4週間前