昨日は、横浜駅から星川駅まで歩いた。
途中聴いた曲は、1952年スペイン生まれのゲラの曲。
スペイン音楽の「ドン・キホーテ」というCDの中にある曲だ。
このCDはナクソスから発売されているのだが、
ナクソスはいつもおもしろいCDの企画を考えるものである。
「ドン・キホーテの3つの時」は新しい作品で、
2004年から2005年にかけて作曲された。
ゲラ自身が書いているCDの解説文によると、
曲は1933年に制作されたG.W.パブスト監督の映画、
「ドン・キホーテ」のサウンドトラックとして作曲されたらしい。
ロシアの歌手シャリアピンが主演して有名なこの映画は、
音楽をジャック・イベールが手がけているものの、
無声の部分が多いようで、その箇所に曲をあてたということか?
このサウンドトラック音楽から3つを選んで組曲にしたようだ。
第1曲「ドン・キホーテ最初の出陣」は、
木琴や打楽器などは現代音楽的な響きを持ちながらも
弦楽器が奏でる旋律は、ロマンティックであり、
アメリカの作曲家の音楽を聴いているようである。
第2曲「風車への攻撃」も第1曲と同じ感じであるが、
静かに始まった音楽は徐々に金管楽器も加わり、
中間部にかけ、盛り上がりをみせるが、
後半はまた静まり、冒頭と同じ神秘的でありながら、
ロマンティックな音楽になる。
でも、音楽のどこが風車の攻撃の場面にあたるかは分からない。
第3曲「灰から甦るドン・キホーテ」は、
曲自体は第1曲、第2曲と変わらない。
打楽器は素朴だが現代的な響きを持ちつつ、
同じリズムを何度も繰り返し、
弦楽器はロマンティックな旋律を奏で、
最後は消えるようにして終わる。
実際に映画を見てみないとこの音楽とのつながりは、
わからないだろうなあと思うのである。
ドン・キホーテの風車への攻撃の場面は、
時代遅れのスペインの状況を風刺したものである。
(一説にはオランダがスペインを圧倒する国力を
持った国になるだろうという予言的な部分が
示されているという見方もあるようだ)
でも、これって今でもつながる話ではあるなあ。
現代の時代遅れっていわれてしまうように
めまぐるしい変化を遂げていて、ついていけないねぇ。
途中聴いた曲は、1952年スペイン生まれのゲラの曲。
スペイン音楽の「ドン・キホーテ」というCDの中にある曲だ。
このCDはナクソスから発売されているのだが、
ナクソスはいつもおもしろいCDの企画を考えるものである。
「ドン・キホーテの3つの時」は新しい作品で、
2004年から2005年にかけて作曲された。
ゲラ自身が書いているCDの解説文によると、
曲は1933年に制作されたG.W.パブスト監督の映画、
「ドン・キホーテ」のサウンドトラックとして作曲されたらしい。
ロシアの歌手シャリアピンが主演して有名なこの映画は、
音楽をジャック・イベールが手がけているものの、
無声の部分が多いようで、その箇所に曲をあてたということか?
このサウンドトラック音楽から3つを選んで組曲にしたようだ。
第1曲「ドン・キホーテ最初の出陣」は、
木琴や打楽器などは現代音楽的な響きを持ちながらも
弦楽器が奏でる旋律は、ロマンティックであり、
アメリカの作曲家の音楽を聴いているようである。
第2曲「風車への攻撃」も第1曲と同じ感じであるが、
静かに始まった音楽は徐々に金管楽器も加わり、
中間部にかけ、盛り上がりをみせるが、
後半はまた静まり、冒頭と同じ神秘的でありながら、
ロマンティックな音楽になる。
でも、音楽のどこが風車の攻撃の場面にあたるかは分からない。
第3曲「灰から甦るドン・キホーテ」は、
曲自体は第1曲、第2曲と変わらない。
打楽器は素朴だが現代的な響きを持ちつつ、
同じリズムを何度も繰り返し、
弦楽器はロマンティックな旋律を奏で、
最後は消えるようにして終わる。
実際に映画を見てみないとこの音楽とのつながりは、
わからないだろうなあと思うのである。
ドン・キホーテの風車への攻撃の場面は、
時代遅れのスペインの状況を風刺したものである。
(一説にはオランダがスペインを圧倒する国力を
持った国になるだろうという予言的な部分が
示されているという見方もあるようだ)
でも、これって今でもつながる話ではあるなあ。
現代の時代遅れっていわれてしまうように
めまぐるしい変化を遂げていて、ついていけないねぇ。