昨日は、ウォーキングを休みました。
今回紹介する曲はスペイン生まれのアンドレス・イサシの曲。
英文の解説によるとイサシは、1890年10月18日に生まれ、
両親が亡くなったあと、一緒に住むようになった祖父の家で、
ピアノを弾いたりしながら音楽を好きになったようだ。
1910年ベルリンに向かい、音楽を学んだようだ。
組曲第2番は、交響詩の様式に近い作品だ。
弦楽器中心に静かに始まる第1曲の牧歌は、
管楽器などが入り、東洋風の幻想的・神秘的な感じとなり、
印象主義的な音楽がその後展開されている。
第2曲のブルレスケは北欧のサウンドを感じさせる。
解説ではシベリウスの名があげられているが、
確かに木管楽器や弦楽器の奏でる音楽は、
シベリウスの影響を感じさせる。
第3曲のフーガは、弦楽器によりフーガ風に始まり、
木管楽器などもフーガ風の展開をみせたりする。
しかし、あくまでもフーガ風の音楽であり、
曲自体は自由な展開で、最後は金管楽器が加わり、
北欧的な音楽のような盛り上がりをみせて終わる。
イサシの交響曲については以前とりあげたことがあるが、
これはいかにもドイツ的な感じの音楽であった。
しかし、この組曲は北欧的な感じがする。
北欧とイサシを結びつけるのは何かだが、
彼が18歳の時に開いたリサイタルで自作の曲を発表し、
批評家や大衆から賞賛されたようだが、
その作品がグリーグの影響を受けたものだと解説で書いてある。
とすれば、北欧的な音楽にも興味を持っていたイサシが、
北欧的な音楽を書いてもおかしくはない。
しかし、イサシの音楽は、ドイツっぽくもあり、北欧的でもある。
なかなかスペイン風な部分を感じさせるところはないのだが、
それもそれでいいのかな。
今回紹介する曲はスペイン生まれのアンドレス・イサシの曲。
英文の解説によるとイサシは、1890年10月18日に生まれ、
両親が亡くなったあと、一緒に住むようになった祖父の家で、
ピアノを弾いたりしながら音楽を好きになったようだ。
1910年ベルリンに向かい、音楽を学んだようだ。
組曲第2番は、交響詩の様式に近い作品だ。
弦楽器中心に静かに始まる第1曲の牧歌は、
管楽器などが入り、東洋風の幻想的・神秘的な感じとなり、
印象主義的な音楽がその後展開されている。
第2曲のブルレスケは北欧のサウンドを感じさせる。
解説ではシベリウスの名があげられているが、
確かに木管楽器や弦楽器の奏でる音楽は、
シベリウスの影響を感じさせる。
第3曲のフーガは、弦楽器によりフーガ風に始まり、
木管楽器などもフーガ風の展開をみせたりする。
しかし、あくまでもフーガ風の音楽であり、
曲自体は自由な展開で、最後は金管楽器が加わり、
北欧的な音楽のような盛り上がりをみせて終わる。
イサシの交響曲については以前とりあげたことがあるが、
これはいかにもドイツ的な感じの音楽であった。
しかし、この組曲は北欧的な感じがする。
北欧とイサシを結びつけるのは何かだが、
彼が18歳の時に開いたリサイタルで自作の曲を発表し、
批評家や大衆から賞賛されたようだが、
その作品がグリーグの影響を受けたものだと解説で書いてある。
とすれば、北欧的な音楽にも興味を持っていたイサシが、
北欧的な音楽を書いてもおかしくはない。
しかし、イサシの音楽は、ドイツっぽくもあり、北欧的でもある。
なかなかスペイン風な部分を感じさせるところはないのだが、
それもそれでいいのかな。