昨日は、横浜駅から和田町駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1868年生まれのヘイミッシュ・マッカンの曲。
彼は、スコットランド南西部のグリーノック出身で、
教養豊かな家庭に育ち、RCM(王立音楽大学)で学び、
卒業後20歳にしてRAM(王立音楽院)の
和声楽教授に就任したということだから、
よほど優秀な人物だったのだろう。
1888年から1894年までその地位に就いていたようで、
1888年にはアリソン・ペティーエと結婚し、
二人の間には一人の息子が生まれたようである。
ロンドンを中心に歌劇場の指揮者としても活躍したらしい。
ディアルミドという歌劇以外にはカンタータや序曲、
パートソング、器楽曲などの作品があるようだが、
日本ではそれらの作品の多くは知られていない。
そして彼の作品の多くはスコットランド風なものが多く、
スコットランド民謡などを使ったりしているようだ。
「山と湖の国」は1887年11月5日に初演されたようだ。
CDの解説によると同郷の文豪サー・ウォルター・スコットの
『最後の吟遊楽師の物語』という物語詩から
インスピレーションを得て作曲された作品らしい。
二つの主題によって展開される序曲形式のこの曲は、
ワグナーの影響を受けているからだろうか、
金管楽器の扱いが優れているような印象を受ける。
さわやかな音楽であり、そして親しみやすい旋律で、
ある箇所では重厚な部分があり、華やかである。
民謡風の旋律を主題としていることからも、
郷土スコットランドへの思いが伝わってくる。
途中聴いたのは、1868年生まれのヘイミッシュ・マッカンの曲。
彼は、スコットランド南西部のグリーノック出身で、
教養豊かな家庭に育ち、RCM(王立音楽大学)で学び、
卒業後20歳にしてRAM(王立音楽院)の
和声楽教授に就任したということだから、
よほど優秀な人物だったのだろう。
1888年から1894年までその地位に就いていたようで、
1888年にはアリソン・ペティーエと結婚し、
二人の間には一人の息子が生まれたようである。
ロンドンを中心に歌劇場の指揮者としても活躍したらしい。
ディアルミドという歌劇以外にはカンタータや序曲、
パートソング、器楽曲などの作品があるようだが、
日本ではそれらの作品の多くは知られていない。
そして彼の作品の多くはスコットランド風なものが多く、
スコットランド民謡などを使ったりしているようだ。
「山と湖の国」は1887年11月5日に初演されたようだ。
CDの解説によると同郷の文豪サー・ウォルター・スコットの
『最後の吟遊楽師の物語』という物語詩から
インスピレーションを得て作曲された作品らしい。
二つの主題によって展開される序曲形式のこの曲は、
ワグナーの影響を受けているからだろうか、
金管楽器の扱いが優れているような印象を受ける。
さわやかな音楽であり、そして親しみやすい旋律で、
ある箇所では重厚な部分があり、華やかである。
民謡風の旋律を主題としていることからも、
郷土スコットランドへの思いが伝わってくる。