ヒメネスの「ルイス・アロンソの婚礼」を聴きながら、横浜から和田町まで歩く

昨日は、横浜から和田町まで歩きました。
途中、聴いた曲は1854年スペイン生まれのヒメネス。
指揮者としても活躍した彼は、
サルスエラとよばれる歌劇の一種を多く残している。
「ルイス・アロンソの婚礼」は、1897年に作曲された。
その中の間奏曲は、スペインの曲らしく華やかな曲。
最初からカスタネットのリズムに乗り、
金管楽器が歯切れのいい旋律を吹く。
始まって20～30秒あたりに登場する民謡風の旋律が、
ファリャのバレエ音楽「三角帽子」第２幕の最初の
40秒ぐらいに現れる旋律に似ている。
偶然の一致なのか、意図したものかはわからないが、おもしろい。
曲は、シャブリエのスペイン狂詩曲を思わせる
スペイン的な様々な旋律が次から次へと登場し、
楽しく、そして華やかな感じで盛り上がって終わる。

泡盛を飲みながら、おととい買ったバイスブルストを食べる。
本来なら、ビールといきたいところだろうが、
それはそれでいいし、とにかくソーセージはうまかった。

ところで、ハーバーフェルトトライベンでは、
制裁行動の際に楽器演奏を伴う場合があった。
ヨーロッパ各地でみられたシャリヴァリでは、
このようなラフ・ミュージックを伴うことは多いが、
ハーバーフェルトトライベンでは、
木管楽器や金管楽器の吹奏を伴ったりすることもあった。
昨日のオクトーバーフェストでは、
楽団の演奏がアトラクションとしてあったのだが、
まさに、ハーバーフェルトトライベンでも、
稀にはそのような楽団の吹奏も伴ったようである。
もちろん、その楽団の演奏は音楽というよりは、
騒々しい雑音に聴こえたに違いない。