昨日は、二俣川から横浜駅まで歩きました。
最初は和田町あたりで終わりにしようと思っていたが、
ここまで来たら横浜まで歩こうかなという気が起こり、
結局横浜まで歩いたのだった。
途中聴いた曲は、1882年生まれのイタリアのマリピエロの曲だ。
7つのインヴェンションは、1933年に作曲された作品のようだ。
近代的な音楽づくりはここでも健在で、
不協和音を聴かせ荒々しく始まるかと思うと、
穏やかでのどかな牧歌風の音楽になり、
軽快な曲になったりし、つかみどころない感じで、
色々な形に音楽は展開し、進んでいく。
最後のアレグロは荒々しく始まり、弦楽器の変化する伴奏にあわせ、
金管楽器が自由自在に旋律を奏していく。
フランスのプーランクやミヨーのような音楽を展開する。
最後は、解決のない不協和音が奏されながら、そのまま終わる。
4つのインヴェンションは、小編成のオーケストラ用の曲である。
作曲時期はわからないが、イタリア初演は1991年である。
それぞれのバロック風の曲は2分程度と短く、簡潔に書かれている。
もともとは映画の各シーンのための音楽として作曲されたようである。
歌劇「アルレッキーノの嘘」からの交響的断章は、
1925年に作曲された作品で、4曲から成る。
2曲目のラルゴは1分ほどで短いが叙情的でいいと思う。
新古典主義的な簡素な印象を持たせながらも、
しっかり、現代的な部分をのぞかせるところが彼らしい。
ヴィヴァルディアーナは1952年の作品である。
ヴィヴァルディの協奏曲の校訂作業に、
彼が本格的にとりかかった時期の作品である。
ヴィヴァルディの作品の素材を彼が編曲したものだが、
もちろんヴィヴァルディらしさを損なうことなく、
さわやかな音楽が展開されている。
ところで、このナクソスのCDの演奏の指揮はペーター・マーク。
スイス生まれの彼はメンデルスゾーンやベートーヴェンなど
いわゆるドイツの古典的作品のスペシャリストであったことは、
多くの録音から知ってはいたが、マリピエロを録音していたとは。
そういう意味でも興味を持って聴けたCDであった。
なお、今回の管弦楽曲イタリア・スペイン・ポルトガル編に関するCDの情報は、
私のHPの以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html
参考にしていただければ幸いです。
最初は和田町あたりで終わりにしようと思っていたが、
ここまで来たら横浜まで歩こうかなという気が起こり、
結局横浜まで歩いたのだった。
途中聴いた曲は、1882年生まれのイタリアのマリピエロの曲だ。
7つのインヴェンションは、1933年に作曲された作品のようだ。
近代的な音楽づくりはここでも健在で、
不協和音を聴かせ荒々しく始まるかと思うと、
穏やかでのどかな牧歌風の音楽になり、
軽快な曲になったりし、つかみどころない感じで、
色々な形に音楽は展開し、進んでいく。
最後のアレグロは荒々しく始まり、弦楽器の変化する伴奏にあわせ、
金管楽器が自由自在に旋律を奏していく。
フランスのプーランクやミヨーのような音楽を展開する。
最後は、解決のない不協和音が奏されながら、そのまま終わる。
4つのインヴェンションは、小編成のオーケストラ用の曲である。
作曲時期はわからないが、イタリア初演は1991年である。
それぞれのバロック風の曲は2分程度と短く、簡潔に書かれている。
もともとは映画の各シーンのための音楽として作曲されたようである。
歌劇「アルレッキーノの嘘」からの交響的断章は、
1925年に作曲された作品で、4曲から成る。
2曲目のラルゴは1分ほどで短いが叙情的でいいと思う。
新古典主義的な簡素な印象を持たせながらも、
しっかり、現代的な部分をのぞかせるところが彼らしい。
ヴィヴァルディアーナは1952年の作品である。
ヴィヴァルディの協奏曲の校訂作業に、
彼が本格的にとりかかった時期の作品である。
ヴィヴァルディの作品の素材を彼が編曲したものだが、
もちろんヴィヴァルディらしさを損なうことなく、
さわやかな音楽が展開されている。
ところで、このナクソスのCDの演奏の指揮はペーター・マーク。
スイス生まれの彼はメンデルスゾーンやベートーヴェンなど
いわゆるドイツの古典的作品のスペシャリストであったことは、
多くの録音から知ってはいたが、マリピエロを録音していたとは。
そういう意味でも興味を持って聴けたCDであった。
なお、今回の管弦楽曲イタリア・スペイン・ポルトガル編に関するCDの情報は、
私のHPの以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html
参考にしていただければ幸いです。