Mars&Jupiter

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パトリック・ハドリーの「春の朝」を聴きながら、横浜から星川まで歩く

2007-10-27 06:07:35 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は、横浜駅から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1899年生まれのパトリック・ハドリーの曲。
彼は、RCM(王立音楽大学)で学んだようで、
作曲については、ヴォーン・ウィリアムズの影響を受け、
指揮法については、マルコム・サージェントや、
エドリアン・ボールトや影響を受けたようだ。
1925年には王立音楽大学のスタッフとして作曲を教えたようだ。
1938年からはケンブリッジ大学の講師の職を得て、
第2次世界大戦中は、バリス・オルドの代理として
ケンブリッジ大学音楽協会の指揮者、
音楽監督として活躍したという。
1946年にはケンブリッジ大学の音楽科の教授に選ばれ、
退職する1962年までその地位にあったようだ。

「春の朝」は演奏時間3分程度の短い曲で、
ヴォーン・ウィリアムズの70歳の誕生日を祝して
1942年に作曲された作品である。
イギリスの豊かな自然をうたった田園風の曲で、
鳥のさえずりが聞こえてくるような作品で、
デリーアスの音楽のように、穏やかで美しい曲である。
王立音楽大学の時にヴォーン・ウィリアムズに学んだ
生徒としての彼からの音楽の贈り物というところだろうか。
コメント
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