昨日は天王町駅から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは、1881年ルーマニア生まれのエネスコの作品。
今日からは東欧編に入るが、ピアニストのリパッティが、
残した録音の中にエネスコのピアノ・ソナタ第3番が、
おさめられていたので聴いてみることにした。
録音はとにかく古いので聴きにくくはあるのだが、
この曲の演奏というとリパッティの盤があがるほどである。
エネスコのピアノ・ソナタ第3番ニ長調作品24は、
1934年に作曲された作品である。
第1楽章ヴィヴァーチェ・コン・ブリオは、
フランス風の作品で、スケルツォ風である。
新古典主義的な雰囲気も漂わせている。
第2楽章アンダンティーノは、叙情的で繊細さがあり、
おだやかな曲調かと思うと、情熱的なところもある。
第3楽章アレグロ・コン・スピリートは、
雨だれのように最初音が刻まれながら、
即興的で繊細さを持った曲は、時折激しさを伴い、
ルーマニア的な部分もみせながら、
第1楽章にみられた主題なども再現され、
最後一気に高まりを見せて終わる。
ルーマニアに帰ることのなく、パリにとどまり生きた
彼の人生を物語る作品の一つといっていいのかもしれない。
途中聴いたのは、1881年ルーマニア生まれのエネスコの作品。
今日からは東欧編に入るが、ピアニストのリパッティが、
残した録音の中にエネスコのピアノ・ソナタ第3番が、
おさめられていたので聴いてみることにした。
録音はとにかく古いので聴きにくくはあるのだが、
この曲の演奏というとリパッティの盤があがるほどである。
エネスコのピアノ・ソナタ第3番ニ長調作品24は、
1934年に作曲された作品である。
第1楽章ヴィヴァーチェ・コン・ブリオは、
フランス風の作品で、スケルツォ風である。
新古典主義的な雰囲気も漂わせている。
第2楽章アンダンティーノは、叙情的で繊細さがあり、
おだやかな曲調かと思うと、情熱的なところもある。
第3楽章アレグロ・コン・スピリートは、
雨だれのように最初音が刻まれながら、
即興的で繊細さを持った曲は、時折激しさを伴い、
ルーマニア的な部分もみせながら、
第1楽章にみられた主題なども再現され、
最後一気に高まりを見せて終わる。
ルーマニアに帰ることのなく、パリにとどまり生きた
彼の人生を物語る作品の一つといっていいのかもしれない。