昨日は西谷駅から二俣川まで歩いた。
途中聴いたのは、1792年生まれのロッシーニの作品。
しばらくスペインの作曲家が続いたので、
ここでは、イタリアの作曲家をとりあげる。
ただCDの解説書にあるように19世紀のイタリアの
音楽界の中心は何といってもオペラであり、
室内楽曲などはあまり注目されなかったため、
作曲の中心とはならなかったようである。
そんな中で、ロッシーニの残した
いくつかの室内楽曲は貴重である。
セレナーデは、1823年に作曲された弦楽四重奏とフルート、
オーボエ、イングリッシュ・ホルンとための作品である。
最初の序奏部は、まるでオペラの序曲のようで、
何か始まりそうな予感をさせ、そのうち主題が流れる。
その主題をもとに変奏曲風に展開される音楽は、
ほのぼのとしており、その主題の変奏では、
各楽器の腕をみせる場面が、それぞれ作られ、
彼の円熟した作曲技法をみることができる。
ヴァイオリンとピアノのための「パガニーニに寄せてひと言」は、
最初の主題は哀愁を漂わせた情熱的で、技巧的であるが、
次に現れるヴァイオリンが奏でる旋律は対照的でおだやかな感じでいい。
後半の方ではヴァイオリンのカデンツァがあって見せ場がある。
音楽は対照的な二つの主題をもとに展開され、最後はおだやかに終わる。
幻想曲は1829年に作曲されたクラリネットとピアノのための作品で、
オペラの序曲のように序奏部のあと主題が現れ、
その主題をもとに変奏曲風な展開が行われていくが、
クラリネットが奏する旋律がのどかな感じでいい。
もちろん、軽快で華麗な部分がロッシーニらしい。
主題と変奏曲は若い頃の作品で、1812年に作曲された。
フルート、クラリネット、ホルン、ファゴットという
4つの管楽器により演奏される曲で、
主題をもとに変奏される音楽はのどかさを感じさせる。
印象に残るホルンの独奏の部分だけに限らないが、
各管楽器が活躍する場面がここでも作られている。
陰で地味に活躍しているファゴットがいい。
最後は全体の合奏となり、盛り上がって終わる。
途中聴いたのは、1792年生まれのロッシーニの作品。
しばらくスペインの作曲家が続いたので、
ここでは、イタリアの作曲家をとりあげる。
ただCDの解説書にあるように19世紀のイタリアの
音楽界の中心は何といってもオペラであり、
室内楽曲などはあまり注目されなかったため、
作曲の中心とはならなかったようである。
そんな中で、ロッシーニの残した
いくつかの室内楽曲は貴重である。
セレナーデは、1823年に作曲された弦楽四重奏とフルート、
オーボエ、イングリッシュ・ホルンとための作品である。
最初の序奏部は、まるでオペラの序曲のようで、
何か始まりそうな予感をさせ、そのうち主題が流れる。
その主題をもとに変奏曲風に展開される音楽は、
ほのぼのとしており、その主題の変奏では、
各楽器の腕をみせる場面が、それぞれ作られ、
彼の円熟した作曲技法をみることができる。
ヴァイオリンとピアノのための「パガニーニに寄せてひと言」は、
最初の主題は哀愁を漂わせた情熱的で、技巧的であるが、
次に現れるヴァイオリンが奏でる旋律は対照的でおだやかな感じでいい。
後半の方ではヴァイオリンのカデンツァがあって見せ場がある。
音楽は対照的な二つの主題をもとに展開され、最後はおだやかに終わる。
幻想曲は1829年に作曲されたクラリネットとピアノのための作品で、
オペラの序曲のように序奏部のあと主題が現れ、
その主題をもとに変奏曲風な展開が行われていくが、
クラリネットが奏する旋律がのどかな感じでいい。
もちろん、軽快で華麗な部分がロッシーニらしい。
主題と変奏曲は若い頃の作品で、1812年に作曲された。
フルート、クラリネット、ホルン、ファゴットという
4つの管楽器により演奏される曲で、
主題をもとに変奏される音楽はのどかさを感じさせる。
印象に残るホルンの独奏の部分だけに限らないが、
各管楽器が活躍する場面がここでも作られている。
陰で地味に活躍しているファゴットがいい。
最後は全体の合奏となり、盛り上がって終わる。