昨日は星川駅から横浜まで歩きました。
途中聴いた曲は、エルネスト・アルフテルの「羊飼い娘の踊り」。
エルネスト・アルフテルは、1905年マドリードで生まれ、
ロドルフォ・アルフテルの弟にあたる。
13歳にしてピアノ曲を作曲するようになり、
ファリャに作曲を師事し、影響を受けるとともに、
スカルラッティなどの音楽に刺激を受け、
新古典主義的な作品も多く残している。
1934年からはセビリア音楽院の指揮者として活躍したようだ。
師ファリャが作曲した未完のカンタータ「アトランティダ」の
補筆作業にファリャの死後取りかかり、
1962年完成版が初演されたあとも、改訂版の作業にとりかかり、
1976年には改訂版を完成させたりしている。
「羊飼い娘の踊り」は、バレエ「ソナティナ」の中の曲を
ピアノ用に組曲として編曲した「乙女の組曲」の中の
4曲目の作品で、1920年代に作曲された。
スカルラッティ風の哀愁を帯びた旋律は、
新古典主義的な流れを受けてはいるが、
一方で師ファリャの影響もあってか、
もう一つの旋律は国民楽派風の音楽で、
リズミカルで激しいスペインらしい曲だ。
新古典主義と国民楽派の音楽が、
見事に融合しており、なかなかの作品である。
途中聴いた曲は、エルネスト・アルフテルの「羊飼い娘の踊り」。
エルネスト・アルフテルは、1905年マドリードで生まれ、
ロドルフォ・アルフテルの弟にあたる。
13歳にしてピアノ曲を作曲するようになり、
ファリャに作曲を師事し、影響を受けるとともに、
スカルラッティなどの音楽に刺激を受け、
新古典主義的な作品も多く残している。
1934年からはセビリア音楽院の指揮者として活躍したようだ。
師ファリャが作曲した未完のカンタータ「アトランティダ」の
補筆作業にファリャの死後取りかかり、
1962年完成版が初演されたあとも、改訂版の作業にとりかかり、
1976年には改訂版を完成させたりしている。
「羊飼い娘の踊り」は、バレエ「ソナティナ」の中の曲を
ピアノ用に組曲として編曲した「乙女の組曲」の中の
4曲目の作品で、1920年代に作曲された。
スカルラッティ風の哀愁を帯びた旋律は、
新古典主義的な流れを受けてはいるが、
一方で師ファリャの影響もあってか、
もう一つの旋律は国民楽派風の音楽で、
リズミカルで激しいスペインらしい曲だ。
新古典主義と国民楽派の音楽が、
見事に融合しており、なかなかの作品である。