昨日は横浜から和田町駅まで歩きました。
途中聴いたのは1881年生まれのミャスコフスキーの作品。
ミャスコフスキーは、27つの交響曲の作曲家として有名である。
晩年の1948年に作曲されたチェロ・ソナタ第2番イ短調作品81は、
チェロ奏者のロストロポーヴィッチに献呈された作品である。
演奏はもちろんロストロポーヴィッチによるライブ録音である。
第1楽章アレグロ・モデラートのゆったりと
チェロが歌いだす主題がいかにもロシア民謡風である。
どことなく物悲しくはあるが印象的な旋律である。
主題は展開部でさらに変形されていくが、
ロマン派の粋を超えることないこの作品は、
いかにも素朴で分かりやすいので聴いていてほっとする。
第2楽章アンダンテ・カンタービレは、叙情的でありながら、
チェロが情熱的に歌い上げるところがある。
チェロ奏者にとっても聴かせどころなのだろう。
そんな見せ場も用意されている曲である。
第3楽章アレグロ・コン・スピリートは、
チェロの超絶技巧を要求しているかのような
速いテンポで冒頭から始まり、終曲らしい。
ロストロポーヴィッチの演奏は素晴らしく、
この高度な演奏技術を要する楽章を軽快に演奏する。
それにしてもミャスコフスキーの音楽は、
当時としては時代遅れの感はあっただろう。
でもわが道をゆくミャスコフスキーなのである。
なお、前回とりあげた器楽曲・室内楽曲のドイツ・オーストリア編に関するCD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/chamber-music-cd-deutsch.htmlを参考にしていただければ幸いです。
途中聴いたのは1881年生まれのミャスコフスキーの作品。
ミャスコフスキーは、27つの交響曲の作曲家として有名である。
晩年の1948年に作曲されたチェロ・ソナタ第2番イ短調作品81は、
チェロ奏者のロストロポーヴィッチに献呈された作品である。
演奏はもちろんロストロポーヴィッチによるライブ録音である。
第1楽章アレグロ・モデラートのゆったりと
チェロが歌いだす主題がいかにもロシア民謡風である。
どことなく物悲しくはあるが印象的な旋律である。
主題は展開部でさらに変形されていくが、
ロマン派の粋を超えることないこの作品は、
いかにも素朴で分かりやすいので聴いていてほっとする。
第2楽章アンダンテ・カンタービレは、叙情的でありながら、
チェロが情熱的に歌い上げるところがある。
チェロ奏者にとっても聴かせどころなのだろう。
そんな見せ場も用意されている曲である。
第3楽章アレグロ・コン・スピリートは、
チェロの超絶技巧を要求しているかのような
速いテンポで冒頭から始まり、終曲らしい。
ロストロポーヴィッチの演奏は素晴らしく、
この高度な演奏技術を要する楽章を軽快に演奏する。
それにしてもミャスコフスキーの音楽は、
当時としては時代遅れの感はあっただろう。
でもわが道をゆくミャスコフスキーなのである。
なお、前回とりあげた器楽曲・室内楽曲のドイツ・オーストリア編に関するCD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/chamber-music-cd-deutsch.htmlを参考にしていただければ幸いです。