Mars&Jupiter

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パウル・アンゲラーのプロメッソを聴きながら十日市場から鶴ヶ峰まで歩く

2008-08-02 08:46:47 | 古典~現代音楽オーストリア編
昨日は十日市場から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
車検のため十日市場に車を預けたあと、
徒歩で霧が丘方面に向かい、若葉台団地を経由し、
国道十六号線に出て、ひたすら鶴ヶ峰駅方面に向かい、
およそ1時間40分ほどで駅についた。
午前中は雲があったので歩きやすかったが、
昼近くになると太陽が照りつけたので暑かった。

途中聴いたのは1927年ウィーン生まれのアンゲラーの作品。
最初ウィーン交響楽団の首席ヴィオラ奏者として活躍していたが、
チェンバロ奏者、作曲家としても活動し、
1960年代から指揮者としての活動も始め、
若きブレンデルがピアノを弾くモーツアルトのピアノ協奏曲で、
ウィーン国立歌劇場管弦楽団やウィーン室内管弦楽団などの指揮をし、
他探すと南西ドイツ室内管弦楽団やバイエルン放送交響楽団を
指揮したCDもあるようで、指揮者としての活動の方が忙しそうだ。

プロメッソは8本のフルートのための作品で、
南チロル地方の若いアンサンブルのグループのために、
1976年に作曲された作品で、3つの楽章から構成されている。
聴いた演奏はアンサンブル・ウィンナ・フルーティストのものである。
第1楽章アレグロ・モデラートは、流れるような音楽で、
主題をグループに分かれて呼応しながら展開する。
第2楽章アンダンテ・コン・モートは、
ゆるやかな楽章で、幻想的な曲である。
第3楽章プレストは、動きのある軽快な曲で、
トゥッティ群とソリストによる合奏がおもしろい。
清涼感のあるフルートアンサンブルも、
夏のこの時期だったら、聴くのもいいかもしれない。
コメント
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