昨日はシェパード・ブッシュから大英博物館まで歩きました。
ホランド・パーク・アベニューを歩き、
ケンジントン・ガーデンズに入ってこの道に並行する道を歩き、
ハイドパークの中も歩きながら進む。
途中リスを見かけたりし、のどかな雰囲気を楽しむ。
さらにオックスフォード・ストリートに入り、
途中ボンド・ストリートにあるHMVに入り、
日本で見かけないホルスト関係のCDがないか探す。
ここまでが約1時間10分である。
左右にデパートが立ち並ぶこの場所を通過し、
さらに地下鉄のトテナム・コート・ロードの駅を通過し、
ミュージアム・ストリートに入ると目の前に大英博物館が見える。
大英博物館に入るのは久しぶりだが、
昔に比べるとさらに展示物などが整理されていた。
相変わらず訪れる観光客は多いのだが、
まんべんなく回ってみるがさすがにここまで歩いてきたので、
長い時間一つのところに立ち止まる気にはなかなかなれないが、
一つだけシュメール文明のところで、私は立ち止まった。
以前行った時に見かけることができなかった書板があったのである。
有名なギルガメシュ叙事詩の洪水伝説の書かれた粘土板に
今回出会えただけで私は満足した気持ちになった。
それにしても実物は想像したものより小さいものであった。
途中聴いた曲は1874年生まれのホルストの作品である。
室内楽曲の分野ではそれほど多くの作品を残していないが、
その中でも聴いた曲は彼が20代の頃の初期の作品である。
オーボエと弦楽四重奏のためのエアと変奏曲は1896年に作曲された。
短い曲だが、聴いていてオーボエの音色が暖かく聴こえる。
ゆったりとしたエアに続き、変奏曲では弦楽の軽快な伴奏にあわせ、
オーボエが優雅に歌い、ところどころにイギリスの舞踏を感じさせる。
オーボエと弦楽四重奏のための3つの小品作品2も、
彼が王立音楽院の学生であった22歳の時に作曲されている。
1896年に完成したのだが、その後1910年に改訂が加えられている。
第1楽章行進曲は、三部形式によって書かれているようである。
主題はゆったりとした行進曲風の足どりの曲である。
第2楽章メヌエットは、何度も登場する主題は、ブラームスを思わせる。
主題は何となくハイドンの主題による変奏曲と似ていているが、
途中出てくるもの悲しげな旋律やイギリス風の旋律もあるので、
必ずしもそれだけではないが、叙情的な味わいのある楽章である。
第3楽章スケルツォは、軽快で流れるような音楽だ。
途中にトリオが入る三部形式の作品である。
曲の最初は明るい長調で始まるのだが、
最後は名残惜しいかのように短調で終わる。
CDの解説書をみるとオーボエと弦楽四重奏のためのエアと変奏曲は、
オーボエと弦楽四重奏のための3つの小品作品2が1911年に初演される時、
この作品群から外され、3つの小品集として世に出されたようである。
だからこの曲だけは存在が知られなくなっていたようだが、
比較して聴いてみるとそれはわかるなあという気がする。
ホランド・パーク・アベニューを歩き、
ケンジントン・ガーデンズに入ってこの道に並行する道を歩き、
ハイドパークの中も歩きながら進む。
途中リスを見かけたりし、のどかな雰囲気を楽しむ。
さらにオックスフォード・ストリートに入り、
途中ボンド・ストリートにあるHMVに入り、
日本で見かけないホルスト関係のCDがないか探す。
ここまでが約1時間10分である。
左右にデパートが立ち並ぶこの場所を通過し、
さらに地下鉄のトテナム・コート・ロードの駅を通過し、
ミュージアム・ストリートに入ると目の前に大英博物館が見える。
大英博物館に入るのは久しぶりだが、
昔に比べるとさらに展示物などが整理されていた。
相変わらず訪れる観光客は多いのだが、
まんべんなく回ってみるがさすがにここまで歩いてきたので、
長い時間一つのところに立ち止まる気にはなかなかなれないが、
一つだけシュメール文明のところで、私は立ち止まった。
以前行った時に見かけることができなかった書板があったのである。
有名なギルガメシュ叙事詩の洪水伝説の書かれた粘土板に
今回出会えただけで私は満足した気持ちになった。
それにしても実物は想像したものより小さいものであった。
途中聴いた曲は1874年生まれのホルストの作品である。
室内楽曲の分野ではそれほど多くの作品を残していないが、
その中でも聴いた曲は彼が20代の頃の初期の作品である。
オーボエと弦楽四重奏のためのエアと変奏曲は1896年に作曲された。
短い曲だが、聴いていてオーボエの音色が暖かく聴こえる。
ゆったりとしたエアに続き、変奏曲では弦楽の軽快な伴奏にあわせ、
オーボエが優雅に歌い、ところどころにイギリスの舞踏を感じさせる。
オーボエと弦楽四重奏のための3つの小品作品2も、
彼が王立音楽院の学生であった22歳の時に作曲されている。
1896年に完成したのだが、その後1910年に改訂が加えられている。
第1楽章行進曲は、三部形式によって書かれているようである。
主題はゆったりとした行進曲風の足どりの曲である。
第2楽章メヌエットは、何度も登場する主題は、ブラームスを思わせる。
主題は何となくハイドンの主題による変奏曲と似ていているが、
途中出てくるもの悲しげな旋律やイギリス風の旋律もあるので、
必ずしもそれだけではないが、叙情的な味わいのある楽章である。
第3楽章スケルツォは、軽快で流れるような音楽だ。
途中にトリオが入る三部形式の作品である。
曲の最初は明るい長調で始まるのだが、
最後は名残惜しいかのように短調で終わる。
CDの解説書をみるとオーボエと弦楽四重奏のためのエアと変奏曲は、
オーボエと弦楽四重奏のための3つの小品作品2が1911年に初演される時、
この作品群から外され、3つの小品集として世に出されたようである。
だからこの曲だけは存在が知られなくなっていたようだが、
比較して聴いてみるとそれはわかるなあという気がする。