昨日は鶴ヶ峰駅から希望が丘駅まで歩きました。
途中聴いたのは1548年頃に生まれたビクトリアの作品である。
ローマに渡り、パレストリーナに学んだ彼は、
そのまましばらくローマにとどまり、
音楽教授として教育活動もしていたようだが、
その後帰国し、ほぼ半生をこのスペイン国内で過ごしたようだ。
死者のためのミサ曲は、1603年に作曲された作品である。
聴いたCDは、アルベルト・ブランカフォルト指揮、
スペイン放送合唱団の演奏による。
6声によるこの作品は、神聖ローマ皇帝でスペイン国王の、
カルロス1世の娘である皇太后マリアの死を悼み作曲された作品で、
イントロイトゥスとキリエからして、
心にしみてくる美しいハーモニーの曲である。
グラドゥアーレ、オッフェルトリウム、サンクトゥス、
ベネディクトゥス、アニュス・デイ、コンムニオと続いていく。
素朴な感じであるがオッフェルトリウムやサンクトゥスで見せる
ドラマティックな部分は素晴らしいなあと感心してしまう。
アニュス・デイ、コンムニオも訴えかけるようなところがあり、
晩年の作品ということもあるのか、彼の作曲技巧の高さを感じる。
途中聴いたのは1548年頃に生まれたビクトリアの作品である。
ローマに渡り、パレストリーナに学んだ彼は、
そのまましばらくローマにとどまり、
音楽教授として教育活動もしていたようだが、
その後帰国し、ほぼ半生をこのスペイン国内で過ごしたようだ。
死者のためのミサ曲は、1603年に作曲された作品である。
聴いたCDは、アルベルト・ブランカフォルト指揮、
スペイン放送合唱団の演奏による。
6声によるこの作品は、神聖ローマ皇帝でスペイン国王の、
カルロス1世の娘である皇太后マリアの死を悼み作曲された作品で、
イントロイトゥスとキリエからして、
心にしみてくる美しいハーモニーの曲である。
グラドゥアーレ、オッフェルトリウム、サンクトゥス、
ベネディクトゥス、アニュス・デイ、コンムニオと続いていく。
素朴な感じであるがオッフェルトリウムやサンクトゥスで見せる
ドラマティックな部分は素晴らしいなあと感心してしまう。
アニュス・デイ、コンムニオも訴えかけるようなところがあり、
晩年の作品ということもあるのか、彼の作曲技巧の高さを感じる。