Mars&Jupiter

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エドワード・ジョンソンの「来たれ聖なる鳥よ」を聴きながら

2010-02-19 06:27:48 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は朝から雪が降っていたのでウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは生没年不詳のエドワード・ジョンソンの作品。
1572年から1601年にかけて活躍したようである。
彼は、ケンブリッジのカイウス・カレッジから
1594年音楽学士号の学位を取得している。
エリザベス1世を迎えて開催された祝典の余興で出演したこともあるようだ。
マドリガルや教会音楽、器楽曲などを作曲した人物である。
聴いたCDはイアン・パートリッジ指揮、
プロ・カンティオーネ・アンティクヮの演奏である。
24曲目の「来たれ聖なる鳥よ (Come, blessed bird)」は、
この歌詞の中に出てくるボニー・ブーツとは、
エリザベス1世が寵愛した歌手兼踊り手の愛称と考えられているようだ。
その亡くなった人物をしのび、その歌声を称えている。
ポリフォニック的であるが、その歌詞の内容もあるからか、
少し暗い雰囲気を漂わせた感じの曲である。
コメント
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