Mars&Jupiter

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コノン・ド・ベテュヌ(ベチューヌ)の「おお、愛よ」を聴きながら西谷から三枚町まで歩く

2010-02-03 05:32:57 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
昨日の夜降った雪が積もって歩きにくいところもあったが、
それに左右されることなく時間通りに歩くことができた。
途中聴いたのは1160年頃(または1180年)に生まれた
コノン・ド・ベテュヌ(ベチューヌ)の作品。
彼は、第4回十字軍に参加した人物で、
ベルトラン・ド・ボルンの詩をモデルにしながら、
作詩や作曲をした代表的なトゥルヴェールの一人である。
聴いたCDは、デイヴィッド・マンロウ指揮、
ロンドン古楽コンソートの演奏による。

「おお、愛よ(Ah! Amours)」は、最初で別れを惜しむ詩が歌われる。
肉体は主に仕えとも、心は永遠に彼女に仕えているとして、
愛する女性への別れはつらいものだと歌うのである。
第3回十字軍に参加した時に関連したとも考えられているようだ。
だから後半は巡礼の旅すなわち十字軍遠征に向かう
使命感を抱いた詩人の決意が述べられ、涙を流しつつも、
愛する人から別れることの悲しさを抱えながらも、
凛として遠征に向かう姿が描かれる。
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