Mars&Jupiter

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ベレンゲール・デ・パロウの「世にもすぐれて貴(あて)なる君よ」を聴きながら三枚町から西谷駅まで歩く

2010-02-09 05:30:19 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1150年頃に生まれたベレンゲール・デ・パロウの作品である。
ルションのパロルに生まれた彼は、
アルノー・ダヴィニョンのもとで歌っていた。
騎士・貴族でありながら、トゥルバドゥールとして活躍した。
聴いたCDは、グレゴリオ・パニァグァ指揮、
アトリウム・ムジケー古楽器・合奏団である。
「世にもすぐれて貴(あて)なる君よ(Donna,la ienser)」は、
弦とカスタネットに導かれ始まり歌が加わっていく。
あこがれの女性に会い、その時彼女の心を掌中におさめたと思いきや、
そんなようにはいかない気品のある高貴な女性。
その女性への賛辞を短い詩の中で表している曲である。
マドンナ的な存在なのだろうか、
誰一人掌中にするものはないと詩の最後は結ぶ。
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