Mars&Jupiter

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Copo do diaの夜、そしてエミーリオ・デ・カヴァリエーリの「魂と肉体の劇」を聴く

2010-02-07 12:30:51 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日の夜は西荻窪のCopo do diaに行きました。
本来ならば途中から歩くつもりでしたが、
時間がなかったため、ウォーキングは休みました。
ライブを聴きながら、Copo do diaで食事を取ったが、
牛肉とキャッサバの煮込み料理がおいしかった。
キャッサバのフライがメニューにあればいいなと思ったりもする。
昨日聴いたのは1550年頃に生まれたカヴァリエーリの作品である。
彼はローマで活躍し、作曲家・オルガン奏者・声楽の教師のみならず、
舞踏家・振付師としても活躍し、外交官も務めた人物である。
「魂と肉体の劇」は1600年に作曲された作品である。
聴いたCDは、ハンス=マルティン・リンデ指揮のものである
多くのソリスト、合唱、器楽アンサンブルを集めた演奏である。

「魂と肉体の劇」は、宗教的・道徳的な内容を持った教訓劇で、
独唱と合唱、合奏などを交互に入れ、
80分以上の演奏時間を要す長大な音楽劇である。
アゴスティーノ・マンマーノの台本による3幕もののこの劇は、
細かく各曲を説明する余裕はないので全体的な感想を述べたい。
華やかな中に素朴さがあり、淡々と物語は展開していく。
後世の音楽劇・歌劇に与えた影響はあるのだろうなと思わせる作品である。
コメント
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