Mars&Jupiter

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ヨハネス・オケヘム(オケゲム)の「ミサ・シネ・ノミネ」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2011-11-24 04:59:14 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は、三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1410年頃に生まれたオケヘム(オケゲム)の声楽曲。
「ミサ・シネ・ノミネ(Missa sine nomine)」の作曲年代は不詳である。
聴いたCDはルネ・クレマンシック指揮、
クレマンシック・コンソートの演奏。
第1曲キリエは、オルガンの音の前奏に始まり、
4声により「キリエ・エレイソン(主よ憐れみ給え)」が歌われる。
そのあとオルガンの間奏が入り、再び4声によるハーモニーが展開される。
それぞれの声部が絡み合いながら進行したあと再びオルガンの間奏が入り、
再び4声による美しいハーモニーが響きあい、
「キリエ・エレイソン」の歌詞が繰り返され、オルガンの間奏を経て、
再び4声によるコーラスが入り、最後はおだやかに終わる。

第2曲グロリアは、カウンター・テノールがグロリアと歌い始め、
他の声部がこれに絡んでいき、ポリフォニックな響きが続く。
それぞれの声部の動きが面白く、最後はアーメンと唱えて終わる。
第3曲クレドは、オルガンの前奏に続き、カウンター・テノールが歌い、
それに各声部が重なりあい、ポリフォニックな響きが展開されていく。
各声部が重なりあい生み出すサウンドは美しく、技巧的でもある。
第4曲サンクトゥスは、オルガンの響きに始まり、
4声によって「サンクトゥス」が繰り返されていく。
それぞれが旋律を追いかけながら、美しいハーモニーを作りだしていく。
第5曲アニュスは、オルガンの前奏に続き、
4声によりゆったりと「アニュス・デイ(神の子羊)」の歌詞が歌われていく。
カウンター・テノールの歌う旋律が魅力的であり、
4声部の作り出すポリフォニックな響きの中、最後はおだやかに終わる。
コメント
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