Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジャン・ムトンの「ああ、もっとも聖なるマリアよ」を聴きながら、二俣川から三ツ境まで歩く

2011-11-28 05:07:52 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
土曜日BSで世界一夜空が美しい村テカポを扱った番組を見た。
たくさんのまたたく星が時間を追って動いていく様子を見たのだが、
ニュージーランドのテカポ湖付近でみられる星空に魅了された。
こんなに多くの星が見えたら天体観測を毎日したくなるだろうなあ。

さて、昨日は、二俣川から三ツ境駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1459年頃に生まれたジャン・ムトンの声楽曲。
フランドルに生まれ、1502年以後フランス王妃アンヌの宮廷に入り、
ヴィラールトの師として、宮廷の指導的な立場の音楽家として活躍し、
ミサ曲やシャンソン、多くのモテットなどを残した。
「ああ、もっとも聖なるマリアよ(Ave Sanctissima Maria)」は、
モテットであるが、作曲年代についてはよくわからない。
聴いたCDはポール・ヒリアー指揮、シスター・オブ・ヴォイシズの演奏。
浮き上がるような声に重なる各声部のおりなすサウンドは美しい。
まるで降り注ぐ星の輝きのように各声部が独立しつつ迫ってくる。
マリアを讃える歌は、最後にアーメンと歌っておだやかに終わる。
コメント
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