昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1930年生まれの諸井誠の作品。
1967年に作曲された以呂波譬喩八題である。
17歳の頃から池内友二郎に作曲を師事し、
東京音楽学校本科作曲科を卒業した彼は、
黛敏郎、入野義朗、柴田南雄などと、
20世紀音楽研究所を組織して、作曲活動を進めるとともに、
現代音楽祭を開催したり、音楽評論家として活躍したりした。
今回聴いたCDは小林仁のピアノ演奏によるもの。
8つの「いろはかるた」のたとえを一つの音列から、
いろいろに導かれたテーマにより各曲の性格を、
8つのたとえに相当するような感じに作曲されたものらしく、
最後の(ち)の演奏の順番について演奏者に自由にまかされているようで、
ざまざまな演奏法がありうるわけだが、
ピアノで演奏されさまざまな趣向を凝らしたこの作品は、
とても独創的であり、刺激的である。
今回取り上げるのは1930年生まれの諸井誠の作品。
1967年に作曲された以呂波譬喩八題である。
17歳の頃から池内友二郎に作曲を師事し、
東京音楽学校本科作曲科を卒業した彼は、
黛敏郎、入野義朗、柴田南雄などと、
20世紀音楽研究所を組織して、作曲活動を進めるとともに、
現代音楽祭を開催したり、音楽評論家として活躍したりした。
今回聴いたCDは小林仁のピアノ演奏によるもの。
8つの「いろはかるた」のたとえを一つの音列から、
いろいろに導かれたテーマにより各曲の性格を、
8つのたとえに相当するような感じに作曲されたものらしく、
最後の(ち)の演奏の順番について演奏者に自由にまかされているようで、
ざまざまな演奏法がありうるわけだが、
ピアノで演奏されさまざまな趣向を凝らしたこの作品は、
とても独創的であり、刺激的である。