Mars&Jupiter

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フィン・ヘフディングの管弦楽のための交響的幻想曲第1番「進化」作品31を聴く

2013-10-04 05:18:11 | 古典~現代音楽デンマーク編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1899年生まれのデンマークの作曲家ヘフディングが、
1939年に作曲した管弦楽のための交響的幻想曲第1番「進化」作品31である。
彼の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはフランク・クラーマー指揮、
イェナ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
ティンパニの叩く3つの音から成る音型で始まるこの曲は、
ティンパニが鳴り止むと弦楽器がその3つの音から成る音型を模倣し、
その上でクラリネットが叙情的な旋律を奏でていく。
弦楽器とオーボエが北欧的な旋律を奏でたあとは、弦楽器合奏となる。
再びティンパニの音のあと、3つの音から成る音型を
弦楽器や金管楽器や木管楽器が絡ませながら、徐々に荒々しい感じになる。
そして、ティンパニと弦楽器の掛け合いが続き、
管楽器も絡んで徐々に盛り上がりをみせたあと静まり、
再び不安さを思わせる3つの音からなる音型が繰り返される。
最初の旋律が再び木管楽器によって現れて、
叙情的な旋律が弦楽器に奏でられて、金管楽器と絡みながら、
3つの音型も繰り返されながら、ホルンとティンパニが鳴って終わる。
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