Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ハインリヒ・イザークの「帝国の貴族たち」を聴く、そして片倉町から横浜まで歩く

2011-11-25 05:33:27 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は、片倉町から横浜駅まで歩きました。
今回とりあげるのは、1450年頃に生まれたイザークの声楽曲。
「帝国の貴族たち(Imperii Proceeres)」は1507年に作曲された。
コンスタンツで神聖ローマ帝国議会が開かれた際に、
皇帝マキシミリアン1世を讃えて作曲された合唱曲である。
聴いたCDはウィーン少年合唱団、ウィーン合唱団、
ニコラス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏。
器楽の伴奏の上で、4声による合唱で歌われるのは、
帝国議会に集まった人々を歓迎する歌詞である。
ドイツを讃え、最後アーメンと唱えて、華やかに終わる。
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ヨハネス・オケヘム(オケゲム)の「ミサ・シネ・ノミネ」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2011-11-24 04:59:14 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は、三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1410年頃に生まれたオケヘム(オケゲム)の声楽曲。
「ミサ・シネ・ノミネ(Missa sine nomine)」の作曲年代は不詳である。
聴いたCDはルネ・クレマンシック指揮、
クレマンシック・コンソートの演奏。
第1曲キリエは、オルガンの音の前奏に始まり、
4声により「キリエ・エレイソン(主よ憐れみ給え)」が歌われる。
そのあとオルガンの間奏が入り、再び4声によるハーモニーが展開される。
それぞれの声部が絡み合いながら進行したあと再びオルガンの間奏が入り、
再び4声による美しいハーモニーが響きあい、
「キリエ・エレイソン」の歌詞が繰り返され、オルガンの間奏を経て、
再び4声によるコーラスが入り、最後はおだやかに終わる。

第2曲グロリアは、カウンター・テノールがグロリアと歌い始め、
他の声部がこれに絡んでいき、ポリフォニックな響きが続く。
それぞれの声部の動きが面白く、最後はアーメンと唱えて終わる。
第3曲クレドは、オルガンの前奏に続き、カウンター・テノールが歌い、
それに各声部が重なりあい、ポリフォニックな響きが展開されていく。
各声部が重なりあい生み出すサウンドは美しく、技巧的でもある。
第4曲サンクトゥスは、オルガンの響きに始まり、
4声によって「サンクトゥス」が繰り返されていく。
それぞれが旋律を追いかけながら、美しいハーモニーを作りだしていく。
第5曲アニュスは、オルガンの前奏に続き、
4声によりゆったりと「アニュス・デイ(神の子羊)」の歌詞が歌われていく。
カウンター・テノールの歌う旋律が魅力的であり、
4声部の作り出すポリフォニックな響きの中、最後はおだやかに終わる。
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ハンス・ノイジドラーの「私の心はいつも望んでいる」を聴く

2011-11-23 06:30:28 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日もウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1508年頃に生まれたノイジドラーの器楽曲。
「私の心はいつも望んでいる(Myn hert altyt heeft verlanghen)」は、
「ア・ラ・ミ・レの写本」の中に収められている器楽曲である。
聴いたCDはカピラ・フラメンカの演奏。
リュートにより奏されるこの曲は味わいのある曲である。
低音部と高音部が絡み合いながら、おだやかに演奏されて美しい。
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シジスモンド・ディンディアの「2本のオリーブの樹が」を聴く

2011-11-22 05:57:24 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1582年頃に生まれたディンディアの声楽曲。
「2本のオリーブの樹が」は、
1610年出版された「新・教会曲集」に含まれている。
聴いたCDはデイヴィッド・マンロウ指揮、
ロンドン古楽コンソートの演奏。
オルガンと通奏低音の伴奏に乗って、2声で歌うこの作品は、
それぞれの音を追っかけるようにして絡み合っていく。
最後はアレルヤと歌って終わる短い曲である。
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ピエール・ムリュの「母が咲き誇りますように」を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2011-11-20 22:11:36 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
今日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1485年頃に生まれたムリュの声楽曲。
ムリュはフランスなどを中心に活躍したフランドル楽派の作曲家である。
「母が咲き誇りますように(Mater floreat)」の作曲時期は分からない。
聴いたCDはカピラ・フラメンカの演奏。
4声による歌が重なり合いながら、
詩の中にはアグリーコラ、オブレヒトやジョスカン・デ・プレ、
ピエール・ド・ラ・リュー、イザークなどの作曲家の名前が出てくる。
ポリフォニック的で華やかな音楽である。
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