ヨゼフ・シュトラウスのワルツ「天体の音楽」作品235を聴く

昨日は一日忙しく、ウォーキングを休みました。
今回でドイツ・オーストリア編については終わりにしたい。
今回取り上げるのは、1827年生まれのヨゼフ・シュトラウスの管弦楽曲。
ワルツ「天体の音楽」作品235は1868年に初演された作品である。
聴いたＣＤはルドルフ・ケンペ指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。
フルートとハープで神秘的に始まる冒頭の部分は、
まさしくタイトルの「天体の音楽」を思わせるようである。
やがて弦楽器によって美しい旋律が奏でられ、
ワルツのリズムに乗ってその旋律が奏でられ、
他の旋律と絡みながら、古きよきウィーンの情緒を伝えてくれる。
金管楽器と打楽器も加わりながら華やかさも加わり、
優雅でロマンティックな舞踏会の音楽となってゆき、
冒頭の部分と最初の弦楽器による甘美な旋律が再び現れ、
最後は打楽器の叩くリズムと共に盛り上がって終わる。

なお、今回までとりあげたドイツ・オーストリア編のＣＤ等の情報は、
以下のアドレスの各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/ongaku-kenkyu.html
参考にしていただければ幸いです。