た・たむ!

言の葉探しに野に出かけたら
         空のあお葉を牛が食む食む

12月14日

2015年12月10日 | essay

   私の脳は容量が小銭入れ程度にしかないらしく、新しく始める仕事のことばかり考えていると文筆の方にはさっぱり頭が回らなくなってしまった。脳の容量は生まれつきだろうから致し方ない。親を責めても始まらない。何でもいいから書けばいいとも思うのだが、書くことを何も思いつかないから、書きようがない。このブログもついに更新が滞り始めた。私のブログが更新されないくらいでは広い世間で誰一人困らないのは百も承知であるが、それでも閲覧数の減少を目の当たりにするのはしゃくなものだし、それに何より、たまに見てくれる方々が若干なりとも存在すると思えば、その人たちの優しさと期待に報いるためにも何か書かねばと思う。それでも書けない。さっぱり書けない。

   新しく始める仕事のほうも、本当に新しく始められるかわかったものではない。なかなかに壁が多く、小銭入れ程度の私の頭脳はここでも右往左往している。おまけに身内から、最近私の人格が変わったかのような指摘を受けた。人間、新しいことを始めようとすれば、多少なりとも性格や雰囲気は変わるものであろう。そこを責められても困る。それをいちいち説明するのも手間である。

   師走である。今年はことに走り回っている。このままへとへとになるまで走り回る覚悟である。たどり着く先はわからない。来年のことは鬼が笑おうが膝が笑おうが何も言えない。

   やれやれ、内容の思いつかないままに書くと本当に内容のない文章になるものだなあと実感する。反省が必要であろう。

 

 

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