peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市北上川堤防のコウゾリナ(髪剃菜)

2006年06月04日 | Weblog














コウゾリナ(髪剃菜)キク科 コウゾリナ属 Picris hieracioides var.glabrescens
日当たりの良い山野の草地や道端に生える越年草(2年草)で、茎や葉に堅い剛毛があり、触ると手が切れそうな感じがすることから、それをカミソリ(剃刀)に例えてこの名がある。「コウゾリ」は「カミソリ」がなまったもの。別名:「カミソリナ(剃刀菜)」

 茎の高さは30~150cmになり、上部で枝分かれする。根生葉は長楕円形でロゼット状。茎葉は互生して上部は小形になる。根生葉は花が咲く頃には枯れてしまう。茎の中部~上部の葉の基部は茎を抱く。枝先に直径2~5cmの黄色の頭花をつける。頭花は舌状花だけでできている。花期は長く5~10月頃まで。総苞はやや黒っぽい緑色。分布:北海道~九州