6/6(火)、妻がどこからか貰ってきて植木鉢に植えておいた「ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)」が花を咲かせていました。西日が当たる家の西側なのですが、金色の光沢がある花をつけています。
ミヤマキンポウゲは、北海道や本州の中部地方以北の高山の岩礫地に生える多年草で、雪田周辺など、残雪によって充分な水分が補給される場所に群落をつくることが多いそうです。
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)キンポウゲ科 キンポウゲ属 Ranunculus acris var.nipponicus
高山の水分の多い草地に群生する多年草で、どこの高山でも多く見られる植物。茎は高さ10~35cmぐらい。40~50cmになるものもある。茎と葉柄には粗い毛があるが、開出せず、斜上するか伏毛となる。
根生葉は長い柄があって数枚が互生し、広卵形で3つに深く裂け、裂片はさらに2~3裂する。両面に伏毛が多い。上部の茎葉は小さくて柄がなく3~5裂する。
6~8月、花茎の先に、直径2~2.5cmほどの黄色で光沢がある5弁の花を咲かせる。花柱は長さ0.5mmほどで先はかぎ状に曲がる。蕚片は5個で外側に長毛がある。
花の後、そう果が多数集まって球形になる。そう果は倒卵形で長さ2.5mm。
和名は深山に生える金鳳花の意味である。分布:北海道、本州(中部地方以北)