peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

我が家のスイカズラ(吸葛)/ニンドウ(忍冬)

2006年06月18日 | Weblog

6/17(土)、我が家の「スイカズラ(吸葛)」が花を咲かせていました。別名の「キンギンカ(金銀花)」の名前通り、白(銀)と黄色(金)の花をつけています。



 この日、北上川に架かる「千歳橋」の近くで、このスイカズラと思われるピンク色のものを見つけました。まだ蕾なので良くわかりませんが、花もピンク色をしているのでしょうか?


スイカズラ(吸葛)/ニンドウ(忍冬)スイカズラ科 スイカズラ属 Lonicera japonica
山野の草やぶや林のへりにに普通に見られる半常緑のつる性小低木。葉は対生し、長さ3~7cmの楕円形。蔓をどんどん伸ばして良く茂り、5~6月頃香りの良い花を咲かせる。

 花は先が上下2つに分かれるが、基部側は1つの合弁花。花の長さは3~5cmの唇形で、枝先に2個ずつ並んで咲く。

 花を引き抜いて、細い基部側から吸うと、花の奥に貯まっている蜜が甘いこと、姿がつる性だから「カズラ(葛)」で、「スイカズラ(吸葛)」の名がついたといわれる。
 また、別名の「ニンドウ(忍冬)」は、茎葉を薬用に利用した時代の生薬名で、茎や葉が、冬でも枯れずにいることによるという。なお、乾燥させた葉や茎は腰痛や痔の痛みに効いたという。

 また、香りが良く、はじめ白いが、やがて黄色に変わるので「キンギンカ(金銀花)」とも呼ばれ、縁起が良い木として庭木にもされる。この花も解熱や関節痛に効くという。
 
 花後に直径約6mmの球形の実ができ、緑色から秋に黒緑色に変化する。分布:北海道南部、本州、四国、九州