peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県高田松原海岸のハマエンドウ(浜豌豆)

2006年06月12日 | Weblog



きのう6/11(日)、陸前高田市にある高田松原海岸に行きましたが、今まで何回か行ったことがある「高田松原海水浴場」の松林縁で、「ハマエンドウ(浜豌豆)」の群落が花をつけていました。
 道の駅「高田松原」の方から「西側水門」を入り、松原を通り抜けて行くと、波打ち際に出ます。











ハマエンドウ(浜豌豆)マメ科 レンリソウ属 Lathyrus japonicus
海岸の砂地や草地に生える多年草。茎は下部では地面を這い、上部は斜めに立ち伸びて長さ1mぐらいになる。この茎は角張る。

 葉は偶数羽状複葉で、先端には巻きひげがある。小葉は3~6対あり、長さ1.5~3cmの楕円形で全体に白っぽい。托葉は三角状卵形で、小葉とほぼ同じ大きさ。

 4~7月、葉のつけ根に長さ1.5~4cmほどのエンドウに似た蝶形花を総状花序に3~6個つける。旗弁ははじめ赤紫色、やがて青紫色に変わる。花後には長さ5cmほどの豆果ができる。分布:日本全土

 なお、白花品種もあり、「ユキイロハマエンドウ(雪色浜豌豆)」と呼ばれる。