10/10(火)、一関市東山町長坂にある東山野球場の日当たりの良い土手に「カタバミ(傍食)」が花と実をつけていました。私が子供だった頃は、この花と実をままごと遊びに使って、実際に食べたものです。実はキューリに見立てたものです。
カタバミ(傍食)カタバミ科 カタバミ属 Oxalis corniculata
道端や庭、畑などにごく普通に見られる多年草。茎や葉にシュウ酸を含んでいるので噛むと酸味があることから、「スイモノグサ」とも呼ばれる。
茎はよく枝分かれし、下部は地面を這い、上部は立ち上がって高さ10~30cmになる。葉は互生し、複葉で、長い柄の先にハート形の3個の小葉がついている。
花期は5~9月。花は黄色で直径8~10mmほどで、暗くなると閉じる。果実は先細の円柱形で、熟すと縦に裂け、種子をはじき飛ばす。(子どもの頃、ままごと遊びで、この実をキウリに見立てて実際にご馳走になったものである。)
茎や葉が赤茶色のものを「アカカタバミ」と呼ぶこともあるという。
和名の「カタバミ(傍食)」は、葉の一方が欠けているように見えることによる。
分布:日本全土、アジア、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパ、北アフリカ
画像は、先細の円柱状の果実をつけ黄色の花を咲かせ続けるカタバミ(傍食)