peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ラッパズイセン(喇叭水仙)

2008年04月07日 | Weblog
一関市川崎町薄衣のラッパズイセン(喇叭水仙)
「プレジデント・レブロン」2008年4月1日




2008年4月1日(火)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)字漆崎にある
ローソン川崎店の道路を挟んだ向こう側でラッパズイセン(喇叭水仙)
「プレジデント・レブロン」が沢山花を咲かせていました。一関地方
の水仙としては、早いほうではないでしょうか?






ラッパズイセン「プレジデント・レブロン」
ヒガンバナ科 スイセン(ナルシッサス)属
Narcissus cv.President Lebrun
ラッパズイセン(喇叭水仙)
スイセンの園芸分類上のラッパズイセンは、「1茎1花で、副花冠が花被片と
同長かそれより長いもの」を指します。
一関市東山町長坂のラッパズイセン(喇叭水仙)
「ベストセラー」 2008年3月30日




2008年3月30日(日)、一関市東山町長坂にある東山支所(旧・東山町
役場)に近いレストランの前に植えられたラッパズイセン(喇叭水仙)
が花を咲かせていました。一関地方の水仙としては、かなり早いように
思いました。





ラッパズイセン「ベストセラー」
ヒガンバナ科 スイセン(ナルシッサス)属
Narcissus cv.Bestseller
スイセン(ナルシッサス)属 Narcissus
スペイン、ポルトガル、地中海沿岸、北アフリカに約50種分布する
耐寒性の球根植物。
スイセンの園芸分類
1959年イギリス王立園芸協会はスイセンの園芸分類を行い、1969年
に修正されて、現在以下の分類体系が用いられている。切花、鉢物、
花壇用に使用される。
1.ラッパズイセン(1茎1花で、副花冠が花被片と同長かそれより長
  いもの)。
2.大杯スイセン(1茎1花で、副花冠が花被片の3分の1以上で花被片
  より短いもの)。
3.小杯スイセン(1茎1花で、副花冠が長くても花被片の3分の1ある
  もの)。
4.八重咲きスイセン(あらゆる系統の八重咲きのもの)。
 以下の5.~9.までは種の特徴を中心としたもので、
5.トリアンドラス・スイセンN.triandrus、
6.シクラミネウス・スイセンN.cyclamineus、
7.ジョンキラ・スイセンN.jonquilla、
8.フサザキスイセン、
9.クチベニズイセンN.poeticus。
10.野生種。
11.スプリットコロナ・スイセン(副花冠が3分の1以上裂けるもの)。
12.どこにも入らないもの。
スイセン(水仙) Narcissus spp.
有皮鱗茎で3~5枚の帯状や線形の葉を根生し、その中心から花茎を出す。
花被片は白から黄色、副花冠は白、黄、桃、赤色で、11~4月に開花する。
 1茎1花のラッパズイセン(喇叭水仙)N.pseudonarcissus. 1茎に3~12
花をつけるフサザキスイセン(房咲水仙)N.tazetta.副花冠の発達のよい
バルボコディウムN.Bulbocodiumや八重咲きの園芸品種がある。[栽培]繁
殖は分球。日当たり、排水のよい場所を選ぶ。[花期]11~4月。
まだ蕾の東山町長坂のスイセン(水仙) 2008年3月30日









スプリットコロナ・スイセン「シャンテーレ」
Narcissus cv.Chanterelle

スプリットコロナ・スイセンスイセンの園芸分類では、12ほどに分けられて
いるが「副花冠が3分の1以上裂けるもの」を「スプリットコロナ・スイ
セン」と呼んでいます。


奥州市水沢区のラッパズイセン(喇叭水仙)
 2007年4月5日



ことしは暖冬だったので、例年よりも早く咲くだろうとは思っていま
したが、2007年4/5(木)、奥州市水沢区の東北新幹線のトンネルに近
い土手に植えられたラッパズイセンが咲き出していました。










一関市釣山公園のラッパズイセン(喇叭水仙)
 2006年4月19日





一関市街地のラッパズイセン(喇叭水仙)が見頃を迎えていますが、
4月19日(水)に訪れた釣山公園のラッパズイセンも見頃を迎えていま
した。標高が少し高いせいか未だツボミの状態のものも沢山ありました
が、群植された水仙はいいものですね!







釣山公園の東南側の裾野に建っている民家の庭の「ラッパズイセン」
も咲いていました。また、チューリップやサクラソウ、春咲きクリス
マスローズなども咲いていました。



ラッパズイセン(喇叭水仙)ヒガンバナ科 スイセン属
Narcissus pseudo-narcissus
スイセンは南欧、地中海沿岸原産の多年草(球根植物)で、古い時代
に中国を経て日本に入ってきたと考えられている。中国名は「スイセン」。
球根にはアルカイドがふくまれており有毒だが、薬用にも利用される。
花は香料にされるものもあるという。

原種は約50種、園芸品種は1万以上あるといわれ、形態などによって12
系統に分類される。いずれも花は黄色の濃淡や白の単色、また花弁と副冠
(花の内側にあるカップ状のもの)が違う色のものも多い。

ラッパズイセンは花の中心の副花冠がラッパ(喇叭)状で、その長さが
花びらと同じかそれ以上なのが特徴。花は花茎の先に1個つく。花弁は黄
色のものが多く、副花冠は黄色、オレンジ、白などがある。