一関市釣山公園のソシンロウバイ(素心蝋梅)
2008年4月2日
2008年4月2日(水)、一関市の釣山公園に行きました。いつもは別行動
の妻も一緒です。「清庵野草園」に先に寄っていた妻が「ロウバイが咲
いているよ!」と教えてくれました。そう言えば、今年は未だロウバイ
(蝋梅)の花を見ていなかったような気がします。
ソシンロウバイ(素心蝋梅ロウバイ科 ロウバイ(キモナンサス)属
Chimonanthus praecox cv.Concolor
ロウバイ(蝋梅)Chimonanthus praecox について
ロウバイ科という独立した科を形成している植物で、この中、ロウ
バイ(キモナンサス)属は中国に6種分布する。早春に開花する香り
の高い中国の中央部原産の落葉小低木で、高さ2~4mになる。日本
には古く17世紀には導入されていた。葉は長さ10cmほどで対生し、
全縁で鋸歯はない。質は薄いわりに堅い。
花は葉に先立ってつき、花弁と弁化した萼からなる。花弁は蝋質。
内側花弁は短く、紫褐色をしており、中ほどの花弁は大きく、黄色。
外側の鱗片状花被片は多数で螺旋(らせん)状につく。雄しべは5本
か6本。雌しべはたくさんで、壷状に凹んだ花托の中にある。
花が終わると、花托が生長して、中に数個のそう果ができる。6~7
月に熟して紫褐色になる。有毒植物。
品種には、内側の花弁が紫褐色を帯びず花全体が黄色い
ソシンロウバイ(素心蝋梅)cv.Concolorがあり、珍重されている。
そのほか、花色の濃淡、花の大小などの変異が多く、品種名がつい
ている。たとえば、花が大きい品種をトウロウバイcv.Grandiflora、
早咲きで大輪の素心の「満月」などがある。[栽培]日陰に強く強健で、
栽培は容易。繁殖は実生、接木。[花期]12~3月。
[以上、家の光協会発行「原色 山野木」(冨成忠夫・秋山久治著)ほかより]
1月に咲いた一関市東山町長坂の
ソシンロウバイ(素心蝋梅) 2007年1月28日
2007年1/28(日)、1月も末だというのに、今冬はさっぱり雪が降らず、
暖かい日が続いています。 1/19(金)に行ったとき、一関市東山町長坂
の東山町公民館の庭に1本だけ植えられている「ソシンロウバイ(素心蝋
梅)」が1輪だけ咲いていたのですが、きょう寄ってみたら10輪ほども咲
いていました。
一関市東山町長坂のソシンロウバイ(素心蝋梅)
2006年3月2日
一関市東山町長坂の中央公民館の庭の隅に「ソシンロウバイ(素心蝋
梅)」の木が1本だけ植えてあり、毎年沢山花をつけます。 3/2に見に
行ったところ、花が開きかけていました。後10日もすれば見事な花が見
られると思います。
ロウバイ(蝋梅)/ソシンロウバイ(素心蝋梅)
ロウバイ科 ロウバイ属 Chimonanthus
中国原産の落葉低木で、冬から早春の花の少ない季節に開花するので、
古くから観賞用に庭園や公園などによく植えられている。また切り花や
鉢植えにも利用される。よく枝分かれして、幹は高さ2~4mほどになる。
葉は有柄で対生し、長さ10~15cmの長楕円形または卵状長楕円形で、先
は鋭く尖り、表面はザラザラしている。
1~3月、葉が出る前に直径2cmほどの香りのよい黄色い花が咲く。花弁
と萼片ははっきり区別できないが、花被片は多数あり、(内側の花弁)
小型の内層片は暗紫色、大型の中層片は黄色。果実は葉巻のような形の
果床の中に多数入っている。
「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」は内側の花弁も黄色の品種で、ロウバ
イ(蝋梅)同様庭などによく植えられている。
名前の由来については、「ロウ(蝋)細工のように見える花が咲くから」
という説と「蝋月(旧暦12月)に花が咲くから」という説とがある。
分布:中国
なお、下記の群馬県松井田町のWebサイトには、「ソシンロウバイ(素心
蝋梅)」の素晴らしい画像が掲載されています。
http://www.town.matsuida.gunma.jp/joho/roubai/roubaiH17/roubaiH17.htm
[松井田町のホームページ:新井ろうばい園/ろうばいの郷]
2008年4月2日
2008年4月2日(水)、一関市の釣山公園に行きました。いつもは別行動
の妻も一緒です。「清庵野草園」に先に寄っていた妻が「ロウバイが咲
いているよ!」と教えてくれました。そう言えば、今年は未だロウバイ
(蝋梅)の花を見ていなかったような気がします。
ソシンロウバイ(素心蝋梅ロウバイ科 ロウバイ(キモナンサス)属
Chimonanthus praecox cv.Concolor
ロウバイ(蝋梅)Chimonanthus praecox について
ロウバイ科という独立した科を形成している植物で、この中、ロウ
バイ(キモナンサス)属は中国に6種分布する。早春に開花する香り
の高い中国の中央部原産の落葉小低木で、高さ2~4mになる。日本
には古く17世紀には導入されていた。葉は長さ10cmほどで対生し、
全縁で鋸歯はない。質は薄いわりに堅い。
花は葉に先立ってつき、花弁と弁化した萼からなる。花弁は蝋質。
内側花弁は短く、紫褐色をしており、中ほどの花弁は大きく、黄色。
外側の鱗片状花被片は多数で螺旋(らせん)状につく。雄しべは5本
か6本。雌しべはたくさんで、壷状に凹んだ花托の中にある。
花が終わると、花托が生長して、中に数個のそう果ができる。6~7
月に熟して紫褐色になる。有毒植物。
品種には、内側の花弁が紫褐色を帯びず花全体が黄色い
ソシンロウバイ(素心蝋梅)cv.Concolorがあり、珍重されている。
そのほか、花色の濃淡、花の大小などの変異が多く、品種名がつい
ている。たとえば、花が大きい品種をトウロウバイcv.Grandiflora、
早咲きで大輪の素心の「満月」などがある。[栽培]日陰に強く強健で、
栽培は容易。繁殖は実生、接木。[花期]12~3月。
[以上、家の光協会発行「原色 山野木」(冨成忠夫・秋山久治著)ほかより]
1月に咲いた一関市東山町長坂の
ソシンロウバイ(素心蝋梅) 2007年1月28日
2007年1/28(日)、1月も末だというのに、今冬はさっぱり雪が降らず、
暖かい日が続いています。 1/19(金)に行ったとき、一関市東山町長坂
の東山町公民館の庭に1本だけ植えられている「ソシンロウバイ(素心蝋
梅)」が1輪だけ咲いていたのですが、きょう寄ってみたら10輪ほども咲
いていました。
一関市東山町長坂のソシンロウバイ(素心蝋梅)
2006年3月2日
一関市東山町長坂の中央公民館の庭の隅に「ソシンロウバイ(素心蝋
梅)」の木が1本だけ植えてあり、毎年沢山花をつけます。 3/2に見に
行ったところ、花が開きかけていました。後10日もすれば見事な花が見
られると思います。
ロウバイ(蝋梅)/ソシンロウバイ(素心蝋梅)
ロウバイ科 ロウバイ属 Chimonanthus
中国原産の落葉低木で、冬から早春の花の少ない季節に開花するので、
古くから観賞用に庭園や公園などによく植えられている。また切り花や
鉢植えにも利用される。よく枝分かれして、幹は高さ2~4mほどになる。
葉は有柄で対生し、長さ10~15cmの長楕円形または卵状長楕円形で、先
は鋭く尖り、表面はザラザラしている。
1~3月、葉が出る前に直径2cmほどの香りのよい黄色い花が咲く。花弁
と萼片ははっきり区別できないが、花被片は多数あり、(内側の花弁)
小型の内層片は暗紫色、大型の中層片は黄色。果実は葉巻のような形の
果床の中に多数入っている。
「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」は内側の花弁も黄色の品種で、ロウバ
イ(蝋梅)同様庭などによく植えられている。
名前の由来については、「ロウ(蝋)細工のように見える花が咲くから」
という説と「蝋月(旧暦12月)に花が咲くから」という説とがある。
分布:中国
なお、下記の群馬県松井田町のWebサイトには、「ソシンロウバイ(素心
蝋梅)」の素晴らしい画像が掲載されています。
http://www.town.matsuida.gunma.jp/joho/roubai/roubaiH17/roubaiH17.htm
[松井田町のホームページ:新井ろうばい園/ろうばいの郷]