北上市国見山の「アブラチャン(油壢青)」
2008年4月13日
2008年4月13日(日)、北上市稲瀬町にある国見山に登ったとき、
平和大観音像が建っている国見山の頂上近くで、花を沢山咲かせた
アブラチャン(油瀝青)を見つけました。この地域は「環境緑化保
全地域」に指定されているため、比較的良く自然環境が保全されて
いるようです。
奥州市前沢区・経塚山のアブラチャン(油瀝青)
2007年4月29日
2007年4/29(日)、奥州市前沢区にある経塚山(きょうづかやま:
標高519.1m)に登りました。
遊歩道のそばには、まだ葉をつけない木々がほとんどの中にあって、
「アブラチャン(油瀝青)」と「クロモジ(黒文字)」が淡黄色の
花を沢山咲かせていました。
アブラチャン(油瀝青)クスノキ科 シロモジ属
Parabenzoin praecox
山地の林内。春早く、まだ木々が芽を吹かないうちに山へ行く
と、よくこの花が目につく。「アブラチャン」の「チャン」は
瀝青のことで、枝にも果実にも油が多く、よく燃えることから
ついた名なのであろう。昔、果実から油をとり、燈油、頭髪用
の油にしたという。
渓流沿いなどに多い落葉低木~小高木で、高さは3~6mになる。
主幹がはっきり立たず、細かく枝分かれする。「ムラダチ」と
も呼ばれる。樹皮は皮目が多い。葉は有柄で互生し、長さ4~9㎝
の卵形または楕円形で先は尖り、葉柄は赤味を帯びる。
花期は3~4月。葉が出る前に淡黄緑色の小さな花がかたまって
付く。雌雄異株で、花被片は6個ある。雄花には雄しべ9本。雌花
には雌しべ1本と退化した雄しべがある。
果実は球形で直径8~15㎜ぐらいあり、10月ごろ黄褐色に熟す。
中に大型の種子が1個ある。雌木、雄木の両方がないと果実はな
らない。茶花としては古くから利用されているが、いわゆる花
木としては、まだほとんど栽培されていない。
分布:本州、四国、九州
2008年4月13日
2008年4月13日(日)、北上市稲瀬町にある国見山に登ったとき、
平和大観音像が建っている国見山の頂上近くで、花を沢山咲かせた
アブラチャン(油瀝青)を見つけました。この地域は「環境緑化保
全地域」に指定されているため、比較的良く自然環境が保全されて
いるようです。
奥州市前沢区・経塚山のアブラチャン(油瀝青)
2007年4月29日
2007年4/29(日)、奥州市前沢区にある経塚山(きょうづかやま:
標高519.1m)に登りました。
遊歩道のそばには、まだ葉をつけない木々がほとんどの中にあって、
「アブラチャン(油瀝青)」と「クロモジ(黒文字)」が淡黄色の
花を沢山咲かせていました。
アブラチャン(油瀝青)クスノキ科 シロモジ属
Parabenzoin praecox
山地の林内。春早く、まだ木々が芽を吹かないうちに山へ行く
と、よくこの花が目につく。「アブラチャン」の「チャン」は
瀝青のことで、枝にも果実にも油が多く、よく燃えることから
ついた名なのであろう。昔、果実から油をとり、燈油、頭髪用
の油にしたという。
渓流沿いなどに多い落葉低木~小高木で、高さは3~6mになる。
主幹がはっきり立たず、細かく枝分かれする。「ムラダチ」と
も呼ばれる。樹皮は皮目が多い。葉は有柄で互生し、長さ4~9㎝
の卵形または楕円形で先は尖り、葉柄は赤味を帯びる。
花期は3~4月。葉が出る前に淡黄緑色の小さな花がかたまって
付く。雌雄異株で、花被片は6個ある。雄花には雄しべ9本。雌花
には雌しべ1本と退化した雄しべがある。
果実は球形で直径8~15㎜ぐらいあり、10月ごろ黄褐色に熟す。
中に大型の種子が1個ある。雌木、雄木の両方がないと果実はな
らない。茶花としては古くから利用されているが、いわゆる花
木としては、まだほとんど栽培されていない。
分布:本州、四国、九州