peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市我が家の西洋アサガオ「ヘブンリーブルー」 2012年7月2日(月)

2012年07月03日 | 植物図鑑

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2012年7月2日(月)、妻がきれいなスカイブルーの花を沢山つけた鉢植えを持って帰ってきた。「宿根朝顔」だというから買ってきたというのだが、どうも「多年草の朝顔」と勘違いしたみたいである。 家に着くまでラベルを見なかったようで、ラベルには西洋アサガオ「ヘブンリーブルー」と明記されていた。 この「ヘブンリーブルー」は、「セイヨウアサガオ」とはいうもののアサガオ属(Pharbitis)のものとは別属のイポメア属の植物で、「ソライロアサガオ」の名前でも出回っています。

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ソライロアサガオ(空色朝顔) ヒルガオ科 イポメア(サツマイモ)属 Ipomoea nil (Ipomoea tricolor)

熱帯アメリカ原産の多年草だが、日本では非耐寒性春蒔き一年草扱。、園芸界では「西洋朝顔」の名前で流通している。英名:Ipomoea tricolor。

ニホンアサガオは、茎には毛が生えており、花は一箇所から1輪、花のガクは長く伸びているのに対し、ソライロアサガオは茎には毛はなく棘があり、一箇所から5から6輪の花が咲く。葉の形はサツマイモに似ている。

主な園芸品種に青色無地のヘブンリーブルー(Heavenly Blue)、絞り模様のフライングソーサー(Flying Saucers)、白色のパーリーゲート(Pearly Gates)などがある。種子には幻覚成分のリゼルグ酸アミドが含まれている。

栽培:繁殖は種播き。東京標準で、5月上中旬に播種する。タネは朝顔と同じくらい大きく、播きやすい。栽培地に直播きし、5mmくらい覆土する。丈夫で、痩せ地でもよくでき、かえって肥沃地では葉ばかり茂って花が咲かなくなる傾向がある。[下記Webサイトより]

セイヨウアサガオ(西洋朝顔)・ヘブンリーブルー ヒルガオ科 イポメア(サツマイモ)属 Ipomoea nil (Ipomoea tricolor)

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/heavenlyblue0.htm [ソライロアサガオ・ヘブンリーブルー]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%AC%E3%82%AA [ソライロアサガオ(Wikipedia)]

http://www2.tky.3web.ne.jp/~hidamari/photo126.html [ソライロアサガオ(空色朝顔)、セイヨウアサガオ(西洋朝顔)、イポメア・トリコロル]

http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/mg-files/ipomoea/tricolor.html [Ipomoea tricolor(ソライロアサガオ)]

http://www.cmpk.or.jp/user/mliving/heaven3.htm [ミセスリビング:ヘブンリーブルー豆知識]


一関市東山町のホザキナナカマド(穂咲七竈) 2012年7月2日(月)

2012年07月03日 | 植物図鑑

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2012年7月2日(月)、一関市東山町長坂字柴宿の「柴宿団地」と呼ばれている住宅街にある民家の庭に植えられているホザキナナカマド(穂咲七竈)が、枝先の円錐花序に直径5~6㎜ほどの白い5弁花を沢山咲かせていました。

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ホザキナナカマド(穂咲七竈) バラ科 ホザキナナカマド属 Sorbaria sorbifolia var.stellipila

山地に生え、高さ約2mになる落葉低木。葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は6~11対あり、長さ6~10㎝の披針形で先は尾状に尖り、縁には重鋸歯がある。表面はほぼ無毛だが、裏面にはラシャ状の毛が密生する。

7~8月、枝先の円錐花序に直径5~6㎜の白い花を多数開く。花序と花柄は有毛。花弁は5個。雄しべは40~50個で花弁より長い。雌しべは5個。蒴果は毛が密生し、花柱の先は反り返る。分布:北海道、本州(北部)。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


紫波郡紫波町彦部のクリ(栗)の花 2012年7月1日(日)

2012年07月03日 | 植物図鑑

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2012年7月1日(日)、紫波郡紫波町の野村胡堂・あらえびす記念館(紫波町彦部字暮坪193-1)に行ってきました。市道から記念館への分岐点周辺に植えられているクリ(栗)の木が、独特の匂いを辺りに漂わせながら、クリーム色の花を多数咲かせていました。

http://kodo.or.tv/ [野村胡堂・あらえびす記念館]

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クリ(栗) ブナ科 クリ属 Castanea crenata

別名:シバグリ(柴栗)山地に生える落葉高木。古くから果樹として植えられ、多くの栽培品種がある。高さは15~20mになる。樹皮は淡褐黒色で縦に裂け目がある。葉は互生し、長さ7~20㎝の狭長楕円形で、縁には針状の鋸歯がある。

花期は6~7月。雌雄同株。雄花は長さ10~15㎝のクリーム色の穂になってつき、やや弓なりに垂れる。雌花は緑色で雄花序の基部につき、花のころは目立たないが、雌花の基部の殻斗は成熟すると果実を包むイガになる。雄花の長い穂がよく目立ち、独特の匂いが遠くまで漂う。堅果は長いトゲ(刺)のある殻斗(イガ)に2~3個が包まれる。用途:庭木、建築・彫刻材。分布:北海道(西南部)、本州、四国、九州(屋久島まで)、朝鮮中南部。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]