peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立博物館のイソトマ・アクシラリス 2012年7月22日(日)

2012年07月23日 | 植物図鑑

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2012年7月22日(日)、岩手県立博物館(盛岡市上田字松屋敷34)で7/14(土)~8/19(日)の日程で開催中の第63回企画展「土偶まんだら」を見に行ってきました。

この日は岡村道雄氏(奥松島縄文村歴史資料館名誉館長)による記念講演会が行われるというので出かけたのです。演題は「縄文文化最大の謎”土偶”」というものでした。なかなか面白いお話でした。

http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/ [岩手県立博物館]

博物館の玄関前には、鉢植えにされたイソトマ・アクシラリスが、花を沢山咲かせていました。

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(下5つ)淡紫色の花をつけたイソトマ・アクシラリス。

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(下7つ)白色の花をつけたイソトマ・アクシラリス。

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キキョウ科 イソトマ属 Isotoma(=Laurentia):地中海沿岸地域、アフリカ、オーストラリア、アメリカに約25種が分布する一年草または多年草。主に栽培されるのはアクシラリス種。

イソトマ・アクシラリス キキョウ科 イソトマ属 Isotoma axillaris(=Laurentia)

別名:ローレンチア。オーストラリア原産の半耐寒性多年草であるが、2年目以後は花つきが悪くなるので、春播きの一年草として栽培される。全株無毛で直立、高さ約30㎝、葉は互生し、線状で不規則な羽状に裂ける。

花は腋生、花柄は5~15cm。5~11月、長い花筒の先が5裂する星形の花を次々に咲かせる。青紫、淡紅紫、紺青色、白色などの花色のものがある。茎を切ると出る白い液は有毒なので取り扱いには注意が必要。鉢花に多用される。

栽培:日当たりと水はけの良い場所に植え、梅雨時期は土の過湿を避けるため雨除けをする。鉢植えはやや乾かし気味に水やりするが、タネ播きでは初期生長が緩慢なので、その間は水切れしないように注意、間伸びしたら切り戻して枝を出させる。生育中は液体肥料を月1~2回施して養分を補う。暑さに強く、半耐寒性だが冬期は室内かガラス室に入れる。繁殖は実生、株分けによるが、挿し木もできる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-isotoma_large.html [イソトマ]

http://angelicsmile0611.blog61.fc2.com/blog-entry-1823.html [イソトマ・アクシラリス]

http://yasashi.info/i_00008.htm [イソトマ(ローレンティア)とは:ヤサシイエンゲイ]

http://www.flowers-beauty.com/007_flowers/laurentia/Laurentia_10.htm [小さな園芸館:植物 :イソトマ ]

http://healing.itp.ne.jp/flower_gardening/botanical/flower/detail.php?N-f/isotoma0.htm [ラウレンティア・アクシラリス(イソトマ)植物図鑑]


岩手県立博物館のノリウツギ(糊空木)&「土偶まんだら」展 2012年7月22日(日)

2012年07月23日 | 植物図鑑

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2012年7月22日(日)、岩手県立博物館(盛岡市上田字松屋敷34)で7/14(土)~8/19(日)の日程で開催中の第63回企画展「土偶まんだら」を見に行ってきました。

この日は岡村道雄氏(奥松島縄文村歴史資料館名誉館長)による記念講演会が行われるというので出かけたのです。演題は「縄文文化最大の謎”土偶”」というものでした。なかなか面白いお話でした。

http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/ [岩手県立博物館]

約1万年間続いた縄文時代。時期や地域によって異なる多彩な土偶が誕生した。第63回企画展・土偶まんだらでは、縄文時代早期から弥生時代中頃までの土偶を展示しています。うつりかわりゆく岩手の土偶と全国各地の有名な土偶を見比べて観る良い機会だと思います。

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上の看板にある土偶(頭部)は、盛岡市手代森遺跡出土の「遮光器土偶」で、文化庁蔵の国の重要文化財。

土偶は、祈りの道具と考えられ、縄文文化を代表するヒトガタ(人形)の焼物である。考古学が不得意である精神分野の研究に属し、長い間議論の的となってきたが、使われ方に未だ定説はないとのこと。

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(上)「屋外展示」マップの植物園に植栽されているノリウツギ(糊空木)が、花を沢山咲かせていました。装飾花がピンク色の品種もありました。

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(下6つ)装飾花が白色のノリウツギ(糊空木)。

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(下5つ)装飾花がピンク色のノリウツギ(糊空木)。

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ノリウツギ(糊空木) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea paniculata

別名:ノリノキ(糊の木)、サビタ。日当たりの良い山野に生え、高さ2~4mになる落葉低木。葉は対生し、時に3輪生し、長さ5~10cmの卵状楕円形で、先は鋭く尖り、縁に細鋸歯がある。

7~8月、枝先に円錐花序を出し、小形で5弁の両性花多数とその周囲に直径1~5㎝の装飾花をつける。装飾花は白色、時に淡紅色。

園芸品種のミナヅキcv.Grandifloraは花が全部装飾花。用途:庭木、細工物、パイプ、製紙用糊。分布:北海道、本州、四国、九州、南千島、サハリン、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://www.shiretoko.org/05fieldguide/10plant/71880noriutugi.html [知床自然図鑑(植物編)ノリウツギ]

http://homepage3.nifty.com/~rishi/hanagatami/hanagatami-05.htm [色の花筐「ノリウツギ」]

http://www.gardenwalker.com/detafile/species/hydrangea/hydrangea_paniculata.html [ノリウツギ(ガーデンウォーカー)]