(上)上野駅の公園口改札。
2012年7月5日(木)、東京都美術館(公益財団法人東京都歴史財団)、朝日新聞社、テレビジョン主催のマウリッツハイス美術館展~オランダ・フランドル絵画の至宝が、6/30(土)~9/17(月)の日程で開催中でしたので、妻と共に観賞してきました。
http://www.tobikan.jp/museum/2012/mauritshuis2012.html [東京都美術館/マウリッツハイス美術館展]
(上と下2つ)東京都美術館で開催中の「マウリッツハイス美術館展」の看板が良く目につきました。
「絵画の宝石箱」と称えられるオランダのマウリッツハイス美術館。フェルメールの’真珠の耳飾りの少女’を始めとする世界的な名画が、東京都美術館のリニューアルを記念する展覧会に特別に出品されたのです。本展は「美術館の歴史」「風景画」「歴史画(物語画)」「肖像画と『トローニー』」「静物画」「風俗画」の6つの章で構成されていました。
フェルメールやレンブランドが輩出した「黄金時代」と呼ばれる17世紀オランダのバラエティ豊かな絵画を中心に、ルーベンスらフランドルの巨匠たちの作品が彩りを加えていました。
(上)東京都美術館に着いたのは11:30時頃で、館外まで長い行列が続いていました。最後尾に立てられていた看板には「50分待ち」と書かれていました。この美術展の看板絵画であるヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を観ることが主な目的なので躊躇なく行列に並びました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8 [東京都美術館(Wikipedia)]
(下)東京都美術館の周辺に植えられているトウネズミモチ(唐鼠黐)が、花を沢山咲かせていました。
(下3つ)第一生命は、創立110周年を記念してこの「ハウリッツハイス美術館展」に特別協賛しています。
(下)ヨハネス・フェルメール 「真珠の耳飾りの少女」1665年頃 マウリッツハイス美術館蔵。
「真珠の耳飾りの少女」The Mystery of the Girl with a Pearl Earringの謎:
マウリッツハイス美術館で「ガール(少女)」の愛称で呼ばれる彼女の正体は、誰にも分かっていない。絵は特定の誰かを忠実に表現した肖像画ではなく、想像で人物の上半身を自由に描いた「トローニー」とされる。異国情緒がただようトルコ風のターバンは、同時代のオランダにはない服装。さらに背景の闇、左側からの光、振り返るポーズと視線、空間造作や人物配置の一切ない、謎めいた雰囲気が作り出されている。「青いターバンの少女」としても親しまれてきた傑作。(パンフ「WELCOME TO MAURITSHUIS」より)
(下)第一生命イメージキャラクター/マウリッツハイス美術館蔵展オフィシャルサポーター武井咲さん。
(上)帰るときに見たチケット売り場。(下)これから見ようと来た人々。(待ち時間はほとんど無いように見えました。)
トウネズミモチ(唐鼠黐) モクセイ科 イボタノキ属 Ligustrum lucidum
中国原産の常緑高木。明治初期に渡来し、都会を中心に広く植えられている。東京では戦後の緑の復興のためにこの木が多用され、今ではかなりの大木に育っている。高さ10~15mになる。樹皮は灰色。葉は卵状楕円形でネズミモチ(果実がネズミの糞に似ていて、葉がモチノキに似ていることからこの名がついた。)より大きく、脈が透けて見えるので区別できる。花序、花や果実もネズミモチより大きく、果実はびっしりつき、ほぼ球形、白粉をかぶる。果実を干したものを漢方で女貞(じょてい)といい、強壮薬にする。用途:庭木、公園樹。