2012年7月17日(火)、一関市青葉2丁目の一関市立山目公民館のすぐ傍にある民家の庭に植えられているウズアジサイ(渦紫陽花)が、花を沢山咲かせていました。江戸時代からの古品種だそうで、ガク片がくぼんだ形で、渦(うず)状になった珍種です。何本植えられているのかわかりませんが、蕾の段階から花の咲き進み具合がわかるほど沢山ついていました。
http://naviiwate.com/0191-21-2104/ [なび岩手:岩手県:一関市立山目公民館(地図)]
ウズアジサイ(渦紫陽花) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea macrophylla f.normalis
江戸時代からの古品種で地植えに適している。直立性よりも密に繁る。一般に青色または桃色の花が手毬状に密集して咲き競う。ガク片がくぼんだ形で、うず(渦)状になった珍種。葉は明るい緑色で卵形、鋸歯、葉先は尖る。古品種。
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35031510&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市山目青葉2丁目のウズアジサイ(渦紫陽花)]
ガクアジサイについて:古くから親しまれているガクアジサイは日本の固有種で、ハマアジサイとも呼ばれます。伊豆半島の東部海岸、湘南海岸、房総半島海岸部、伊豆諸島などに自生が見られる落葉性花木で、長立性、生育旺盛で叢生する品種です。乾燥や寒さに強いタイプで、寺院、公園、一般家庭などで見られるアジサイはガクアジサイが主流です。
開花盛期は5~6月で、ドーム形に密集した花序、平開した花冠を形成、中央の極小な両性花、外周部の装飾花の花形を額縁に見立てて「ガクアジサイ」の和名がつけられました。樹高は1.5m以下で密に繁茂し、花色は白、青、紫、桃色、一重、八重があり、卵形の葉には鋸歯があり、葉先が尖ります。葉色は明緑色か濃緑色です。
[家の光協会発行「アジサイの世界~その魅力と楽しみ方(監修:日本アジサイ協会・鎌倉アジサイ同好会)」&農文協発行「アジサイの魅力(高橋章・著)」より]