peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町「サハラガラスパーク」のヒュウガミズキ(日向水木) 2014年4月9日(水)

2014年04月13日 | 植物図鑑

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2014年4月9日(水)、サハラ・ガラスパーク(一関市厳美町字滝ノ上263-1)に行きました。この店の「Cafe de verre(カフェ・ドゥ・ヴェール)という名のレストランの傍のガーデンテラスに植えられているヒュウガミズキ(日向水木)が淡黄色の花を沢山咲かせていました。トサミズキ(土佐水木)より花穂が短く、色がやや淡いようです。

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http://www.sahara-g.co.jp/park/index.html [サハラガラスパーク(SAHARA Glass Park)]

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ヒュウガミズキ(日向水木) マンサク科 トサミズキ属 Corylopsis pauciflora

岩場に生える落葉低木。分布は比較的限られているが、庭木として広く植えられている。根もとからよく枝分かれして広がり、高さ1~3mになる。葉は互生し、長さ2~5cmの楕円形~卵円形で縁には波状の鋸歯がある。基部はややハート形で先は尖る。裏面は有毛。3~4月、葉が開く前に長さ1~2cmの短い穂状花序に黄色の花が1~3個咲く。花弁は5個で長さ8~9mmの倒卵状楕円形。雄しべは花弁より少し短い。葯は黄赤(橙)色。蒴果はトサミズキより小さい。用途:庭木、公園樹、盆栽、花材。分布:本州(石川、福井、岐阜、兵庫県、京都府)、四国(高知県)、九州(宮崎県)、台湾。

栽培:植え替えは1年おきに、花後に花柄を整理してから行う。この時に不要なひこばえや枝を剪定する。用土には赤玉土などを用いる。増殖は、挿し木、株分け、実生、取り木の方法があるが、梅雨入りの頃に行う挿し木が一般的。挿し穂は2~3節ほど、葉を1枚ほど付けて挿す。葉が大きい場合は半分に切り取っても良い。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑1・春の花」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42314648&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市厳美町「サハラガラスパーク」のヒュウガミズキ(日向水木) 2013年4月15日(月)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34285776&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市十二神のヒュウガミズキ(日向水木)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/2905807fe4c7c28a0554bcc62535feca [peaの植物図鑑:一関市「浦しま公園」のヒュウガミズキ(日向水木)]


一関市厳美町「サハラガラスパーク」のトサミズキ(土佐水木) 2014年4月9日(水)

2014年04月13日 | 植物図鑑

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2014年4月9日(水)、サハラ・ガラスパーク(一関市厳美町字滝ノ上263-1)に行きました。この店の「Cafe de verre(カフェ・ドゥ・ヴェール)という名のレストランの傍のガーデンテラスに植えられているトサミズキ(土佐水木)が淡黄色の花を沢山咲かせていました。

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http://www.sahara-g.co.jp/park/index.html [サハラガラスパーク(SAHARA Glass Park)]

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トサミズキ(土佐水木) マンサク科 トサミズキ属 Corylopsis spicata

岩地に生え、高さ2~3mになる落葉低木。若枝には密に毛がある。長さ2~4㎝の花序を出し、花序の軸には長毛が密生する。葯が赤い雄しべが黄色い花に目立つ。葉は楕円形で、先が短く尖り、基部は浅心型。長さ幅とも4~10㎝。花期:3~4月。分布:高知県。

栽培:日当たりの良い場所で管理する。植え替えは2~3年に1回。水を好むので、用土は赤玉土7・桐生砂3の混合土を用いる。春・秋に月1回を目安に置き肥する。本種の花芽は7~8月に形成されるので、春から伸びた枝の剪定は6月頃までに行う。秋には花芽が付きにくい徒長枝の剪定が中心。ひこばえが出やすいので、不要な場合は早めに掻き取る。庭植えは日当たりと水はけの良い場所を選ぶ。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37307389&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市釣山公園のトサミズキ(土佐水木)2011年4月25日(月)]


一関市厳美町のオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) 2014年4月9日(水)

2014年04月13日 | 植物図鑑

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2014年4月9日(水)、一関市厳美町の国道342号線(厳美バイパス)沿いにある道の駅「厳美渓」と一関市博物館の周囲を散策しました。オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)が、ルリ(青紫)色の花を沢山咲かせていました。

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オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) ゴマノハグサ科 クワガタソウ属 Veronica persica

ユーラシア、アフリカ原産の2年草。日本には明治時代中期に入り、日本各地に広く分布。日当たりのいい田の畔道や道端の空き地、あるいは川沿いの土手など、人が住む近辺でよく見かける。根元近くで枝分かれした茎は、それ以上には分岐しないで、茎を伸ばして横に大きく拡がる。茎の長さ10~40㎝。葉はほとんどが互生し、長さ7~18㎜の円形~卵状広楕円形で、縁には浅く丸みのある鋸歯がある。短いながら葉柄がある。

3~5月、上部の葉のつけ根に直径8㎜ほどのルリ色の花をつける。花を正面から見ると、コバルトブルーの花びらが4弁に分かれているように見えるが、背後は1つにつながっている。花の後方に緑色のガク(萼)があり、4つに切れていて、ガクの中央に長い柄がついている。花の真ん中には、雌しべが1つ、雄しべが2つある。

花後になる果実は中央が凹み、雄犬の陰嚢(いんのう)に似る。大きさは幅が6~7㎜。イヌノフグリより平たい。

仲間:「オオイヌノフグリ」Veronicadidyma var.lilacinaは、在来種のイヌノフグリ(犬の陰嚢)という名前に基づいていている。花の色はピンク色。江戸時代中期の本「物品識名(ぶっぴんしきめい)」や「草木図説」に登場する。花の後にできる実の形をよく見ると、雄犬の陰嚢(いんのう)に似ている。陰嚢を「ふぐり」と言っていたので、そのような変な名前がついている。

明治の中頃になると、ヨーロッパ原産のタチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)Veronica arvensisが登場する。これは、イヌノフグリによく似ているが、花が青紫色で小さく、茎が立ち上がる。数年後、ヨーロッパ原産のオオイヌノフグリVeronica persicaが登場した。これはコバルトブルーの花で、やはり、イヌノフグリやタチイヌノフグリに良く似ている。タチイヌノフグリに比べて花が大きいということで、オオイヌノフグリという名前がついたという。いずれも似ているが、花の大きさ、色、立ち上がっているか否かで見分ける。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓名前図鑑・野草の名前・春」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36747240&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町松川のオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AA%A5%AA%A5%A4%A5%CC%A5%CE%A5%D5%A5%B0%A5%EA [peaの植物図鑑:オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)2011年2月4日(金)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%8E%E3%83%95%E3%82%B0%E3%83%AA [オオイヌノフグリ(ウィキペディア)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/scrophulariaceae/ooinunofuguri/ooinunofuguri.htm [オオイヌノフグリ]

http://www.sunfield.ne.jp/~oshima/ccd/haru7.html [ちょっとエッチなオオイヌノフグリ]

http://www.mitomori.co.jp/hanazukan/hanazukan2.4.84ohoinu.html [オオイヌノフグリ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/ooinunofuguri.html [オオイヌノフグリ(大犬のふぐり)]