2014年4月19日(土)、いちのせき健康の森(一関市厳美町字祭畤251)主催の自然観察会 ’水芭蕉をみよう’ が、2.5㎞ほど離れた国有林の自生地まで歩いて行われました。私は、4年ほど前にも参加したことがあるのですが、同じ場所でした。案内者が「今年は霜にも傷められず立派な個体が多い。」と語った通り、素晴らしい水芭蕉で感動しました。4月20日(日)も実施するそうです。
この日、出発して自動車道を西に向かって300mほど下った右側道路沿い山際にキブシ(木五倍子)が、淡黄色の花を沢山咲かせていました。木は雪の重みからようやく解放されたばかりのように見えました。
「いちのせき健康の森・入口」看板の裏側に見えたのは祭畤温泉・かみくら(神座)。
http://www.m-kamikura.com/ [祭畤温泉・かみくら(神座)ホームページ]
キブシ(木五倍子) キブシ科 キブシ属 Stachyurus praecox
山野の斜面などに生える落葉低木。果実に含まれるタンニンが染料の五倍子(ぶし)の代用になることからこの名がある。普通高さ約3m、ときに7mにもなるものもある。雌雄別株。花は葉に先立って前年枝の葉の付け根から長さ3~10㎝の下垂する花序を総状に出し、淡黄色の鐘形の花を付ける。茶花としても知られる。花期:3~4月。分布:北海道(西南部)、本州、四国、九州、小笠原。
栽培:花付きも良く、病虫害もないので管理がしやすい。寒さにも強く、保護の必要はない。水切れで葉を落とすので注意する。暖地で栽培しても紅葉する。根の生育が良いので、植え替えは1~2年に1回、花後すぐか10月が適期。花後・芽吹き前に元の葉芽を2芽ほど残して剪定する。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/abee573a2fd473cb6accaea6fe8e7ec5 [peaの植物図鑑:北上市国見山のキブシ(木五倍子)2008年4月13日]