peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手蘭友会「第10回秋の洋らん展」のマキシラリア・テヌイフォリア 2014年12月5日(金)

2014年12月09日 | 植物図鑑

  

2014年12月5日(金)、奥州市水沢区メイプル4階の催事場で開催中の岩手蘭友会の「第10回秋の洋らん展」[12/5(金)~12/7(日)」を見に行ってきました。カトレア、シンビジューム、デンドロビューム、胡蝶蘭など沢山の洋ランが展示されていました。下記のものは、各種ラン(蘭)の販売コーナーの近くに展示されていた洋ランで、「マキシラリア・テヌイフォリア」です。(名札には「マキシラリア・テネフォーリア」と書かれていました。)

 

 

 ラン科 マキシラリア属 Maxillaria(Max.)tenuifolia:約300種が フロリダ南部からアルゼンチンまでの広い地域に分布する。一般に小型で常緑性の着生ラン。球茎はふつう匍匐茎で連なり、革質葉を1~2枚頂生する。花茎は球茎の基部より1ないし多数生じ、1花をつける。花は小さく地味な色彩のものが多い。萼片は平開し、花弁は前方へ伸びる。側萼片の基部は合着し短い距をつくる。属名はラテン語のmaxilla(あごの骨)を意味し、横から見た花の形が口を開けた昆虫の顎に似ることによる。

マキシラリア・テヌイフォリア Maxillaria tenuifolia:中央アメリカに分布する着生ラン。匍匐茎は赤褐色の鱗片に包まれ長さ約3㎝で斜上する。球茎は扁卵形で1葉を頂生する。葉は革質で線形、長さ約30㎝。花茎は長さ約5㎝、肉厚で径約4㎝の花を頂生する。花は平開し香りがある。黄色に赤褐色の斑点が全面に入る。開花期は夏から秋。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・ 蘭ラン」より]

 


岩手蘭友会「第10回秋の洋らん展」のカトレア・セルヌア 2014年12月5日(金)

2014年12月09日 | 植物図鑑

2014年12月5日(金)、奥州市水沢区メイプル4階の催事場で開催中の岩手蘭友会の「第10回秋の洋らん展」[12/5(金)~12/7(日)」を見に行ってきました。カトレア、シンビジューム、デンドロビューム、胡蝶蘭など沢山の洋ランが展示されていました。下記のものは、各種ラン(蘭)の販売コーナーの近くに展示されていた洋ランで、「カトレア・セルヌア」です。

 

 


岩手蘭友会「第10回秋の洋らん展」のセロジネ・ムーレアナ 2014年12月5日(金)

2014年12月09日 | 植物図鑑

 

2014年12月5日(金)、奥州市水沢区メイプル4階の催事場で開催中の岩手蘭友会の「第10回秋の洋らん展」[12/5(金)~12/7(日)」を見に行ってきました。カトレア、シンビジューム、デンドロビューム、胡蝶蘭など沢山の洋ランが展示されていました。下記のものは、各種ラン(蘭)の販売コーナーの近くに展示されていた洋ランで、「セロジネ・ムーレアナ」です。

ラン科 セロジネ属 Coelogyne(Coel.): 約100種が熱帯アジアを中心に、スリランカからインドシナやインドネシアを経て、フィジー諸島に至る広い範囲に分布している。一般に樹上や岩上に着生する常緑多年草。茎は細長く這い、先端は肥厚して卵形の球茎となり、先端に1~4葉をつけ、密にまたは離れて生じる。葉は楕円形、硬くやや肉厚で、柄があり、花茎は球茎の基部から生じる種と、若い葉の展開とともに出て若い球茎の先端から生じる種があり、直立するか垂れ下がり、1個ないし多数の花をつけ、長い苞葉が蕾を包む。花は小~中型で、色彩は白色、黄褐色、緑色、鮭肉色、橙赤色など。唇弁には黄色や黒褐色の斑紋が入ることが多い。花もちは短い種が多いが、花茎につく花がほぼ同時に開花する種と、数個ずつ次々と開花しながら花茎の先が長期間、ときに数年にわたって伸び続ける種がある。芳香がある種が多い。萼片は披針形~長楕円形、花弁は幅が狭く、ときに線形、唇弁は3裂し、側裂片は蕊柱を包み、距はない。蕊柱は長く、側面に板状の突起がある。花粉塊は4個ある。属名はギリシア語で「くぼんだ柱頭」を意味する。

セロジネ・ムーレアナ Coel.mooreana:

ベトナムの標高1300m付近に産する。球茎は長さ7㎝、卵状長楕円形で、やや角張り、接して並び、2葉をつける。葉は狭披針形で長さ24~50㎝、幅3~4㎝。花茎は長さ30~40㎝で、若い葉とともに出て、球茎の先に生じ、3~8花をつける。花は径7.5㎝、白色で、唇弁の中央は黄色、芳香がある。萼片は長さ4~5.5㎝、長楕円形。花弁は楕円形、唇弁は長さ3~3.5㎝で、毛の生えた丸い突起があり、中裂片は卵形、側裂片は長楕円形。種小名はイギリスの植物学者で、ランのカラー図鑑「The Orchid Album」全11巻の著者として知られる。T.Mooreにちなむ。開花期は春から初夏。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]

 


岩手蘭友会「第10回秋の洋らん展」のデンドロビウム・クスベルトソニイ 2014年12月5日(金)

2014年12月09日 | 植物図鑑

2014年12月5日(金)、奥州市水沢区メイプル4階の催事場で開催中の岩手蘭友会の「第10回秋の洋らん展」[12/5(金)~12/7(日)」を見に行ってきました。カトレア、シンビジューム、デンドロビューム、胡蝶蘭など沢山の洋ランが展示されていました。下記のものは、メーンの展示台に展示されていた洋ランで、「デンドロビウム・クスベルトソニイ」で(名札には「デンドロビューム・クスバートソニー」と書かれていました。)

 

 デンドロビウム・クスベルトソニイ ラン科 デンドロビウム属 Dendrobium(Den.)cuthbertsonii(=sophronites)

 ニュー・ギニア原産。高地産矮小種。茎は長さ1.5㎝、径4㎜、紡錘形。葉は茎より長く、長さ約2㎝、幅5㎜、表面がざらつき、主脈部分が縦の溝となり窪んでいる。花は単生し、径3~3.5㎝。開張し、長さ㎝の花柄をもつ。植物体に比べて大きい。唇弁はシャベル状。花色は変化に富み、白、黄、桃、橙、紅、紫色など。花の命はきわめて長い。開花期は夏から冬。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]

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