peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」のエリカ 3種  2014年12月10日(水)

2014年12月25日 | 植物図鑑












(上全部)エリカ ’メランセラ・ビリーブウインド’

http://hanakikka.seesaa.net/article/228701995.html [本日のエリカ様]

http://yukuhashishokubutsu.seesaa.net/archives/201211-1.html [うちのエリカ様は演出上手:2012年11月:Bambyの庭]

http://item.rakuten.co.jp/oniwahonpo/120915erica/ [楽天市場:エリカ・メランセラ・ビリーブウインド:Green Box] 

「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)には、世界13カ国550種の椿と四季折々の花卉(かき)が植栽展示されていますが、出入口を入り、エントランスホールに入ると沢山の花卉類が展示されていました。それらの中に花を咲かせた鉢植えのエリカが3種ほどありました。







(下)エリカ・ヒエマリス ’クリスマス・パレード’ Erica×hiemalis cv.Christmas Parade

エリカ・ヒエマリスの園芸品種で、秋から冬に長い桃色の花をつける。鉢植え品種。栽培:繁殖は夏に半熟枝を挿木する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

(下4つ) エリカ ’ホワイトデライト’

 





http://item.rakuten.co.jp/oniwahonpo/2013111115/ [楽天市場:アウトレット:エリカ・ホワイトデライト]

エリカ ツツジ科 エリカ属 Erica

南アフリカ、ヨーロッパ原産の半耐寒~耐寒性常緑低木。別名:ヒース。高さ30~400㎝。種類や品種によって春咲き、夏秋咲き、冬咲き、不定期咲きがあり、ほぼ周年店頭に並ぶ。最も一般的なジャノメエリカは、ピンクの壺形の花に黒い葯が印象的で、切り花や花壇でも楽しめる。ドウダンツツジに似た白い花のスズランエリカ、長い筒形の花を咲かせる’クリスマスパレード’などは鉢花として出回る。花期:11~6月。用途:鉢植え、庭植え、切り花。

管理:日光を好むので、冬は室内の日当たりのよい場所に置き、春から秋は日のよく当たる戸外に置くが、夏は涼しい半日蔭に移す。過湿を嫌うので、鉢土の表面が乾いてから水やりする。花が咲き終わったら、水はけのよい用土に植え替えると花つきがよくなる。[西東社発行、金田初代・文、金田洋一郎・写真「知りたい花の名前がわかる 花の事典」より]











 


「世界の椿館・碁石」のペンタス/クササンタンカ(草山丹花) 2014年12月10日(水)

2014年12月25日 | 植物図鑑

「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)には、世界13カ国550種の椿と四季折々の花卉(かき)が植栽展示されていますが、出入口を入り、エントランスホールを通って、大温室に入った所に置かれた鉢植えのペンタス/クササンタンカ(草山丹花)と思われる植物がサンタンカのような星形でピンク色の花を沢山咲かせていました。

 (上)「エントランスホール」で展示販売されている花卉

 

 ペンタス/クササンタンカ(草山丹花) アカネ科 ペンタス属 Pentas lanceolata

イエメンから東アフリカまでに自生している半耐寒性多年草。草丈は30~130㎝。よく文枝してサンタンカのような星形の花を半球状につけ、大株になると株元は木質化する。多くの交配品種が育成され栽培されている。葉は楕円形、披針形で光沢がある。花は長い筒をもち花冠は5裂する。花色は紅、桃、ラベンダー、白などで多くの星形の花を散房花序につける。熱帯地では庭園にふつうに栽培されるが、寒地では切花や鉢物として温室で栽培される。花色の違いのほか、矮性、極矮性の園芸品種などがある。

園芸品種に’ニュー・ルック’cv.New Look’スター・ダスト’などがある。花期:5月下旬~11月。栽培:水はけのよい肥沃な土に植え、乾かしぎみの水やりにすると、花が晩秋まで楽しめる。少し水切れ状態になっても、水やりすれば復活する。日照不足になると花つきが悪くなるので、日当たりのよい場所で育てるが、夏は強い西日を遮光する。冬は室内に取り込めば問題ないが、5℃はないと枯れるので、暖地以外では庭植えしたものは掘り上げるほうがよい。5月に地上部を切り戻して植え替える。繁殖は実生または挿木。植えつけ:4~6月中旬。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]