2015年10月3日(土)、一関市博物館主催の平成27年度「史跡めぐり~磐井の石めぐり」第1回 舞草・長島方面が、市のバスを使い、舞草史跡調査会と舞草神社の協力のもと実施されました。
集合場所に指定されていた一関市職業訓練センター(一関市舞川字西平8-2)の敷地内に植栽されているヨーロッパトウヒ/ドイツトウヒが細長くて大きい球果を沢山付けていました。前日の強風で落下した球果が散らばっていました。
ヨーロッパトウヒ/ドイツトウヒ マツ科 トウヒ属 Picea abies
別名:オウシュウトウヒ。日本には明治中期に渡来した。高さ20~30mになるが、原産地では大きいものは高さ70m、直径2mに達する。樹冠は鋭円錐形または広円錐形で、老木になると枝が垂れ下がる。樹皮は褐色だが、老木になると帯紅褐色または灰色になり、鱗片状に厚く剥がれ落ちる。花は5月に開く。球果はトウヒ属の中で最も大きく、長さ10~20㎝の円柱形または長楕円形で、はじめは緑色、9~10月に成熟すると鮮褐色になる。鳩時計の錘はこの球果をかたどったものである。用途:公園・防風樹、建築・土木・器具・楽器材、マッチの軸木、パルプ。分布:ヨーロッパ原産。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]