peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のアワコガネギク(泡黄金菊) 2015年10月19日(月)

2015年10月19日 | 植物図鑑

2015年10月19日(月)、一関市大東町摺沢字雲南田の県道19号線沿いの山裾に生えているアワコガネギク(泡黄金菊)が、黄色くて小さな花を沢山咲かせていました。鼻を近づけて匂いを嗅ぐととても良い香りがしました。花の盛りには、辺り一面にキクの香りが漂います。

 アワコガネギク(泡黄金菊)キク科 キク属 Chrysanthemum boreale

 黄金色の小さな花がかたまって咲く感じを泡にたとえてこの名がある。別名キクタニギクで、京都北山の菊渓に因んだもの。やや乾いた土手や林の縁などに生える多年草。高さは70~150㎝。葉は互生し、長さ5~7㎝で、栽培されているキク(菊)に似ているが、質は薄い。10~11月、茎の上部でよく枝分かれし、黄色の頭花を多数つける。頭花は直径約1.4㎝。分布:本州(岩手県~近畿地方)、九州(北部)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


渋民室蓬カレッジ「現代文学講座」FM ASMOの取材を受ける! 2015年10月19日(月)

2015年10月19日 | 読書、本

2015年10月19日(月)、一関市立渋民市民センター(所長・伊藤朋広、大東町渋民字)主催で毎年開催している「渋民室蓬カレッジ・現代文学講座」(5年目)は、9月29日(火)に行なわれた移動研修(花巻市・高村光太郎記念館、宮沢賢治記念館)を最後に終了しましたが、この日、FM ASMO (79.5MHz)塩竃一常(しおがま・いちじょう)記者の取材を受けました。

 塩竃さんは、FM ASMO(エフエム・あすも)の「あすもさござい」(毎週月~木、15:00時から放送)のパーソナリティをしているそうで、取材したものは10月25日(木)放送予定とのこと。

(上)まず最初に伊藤所長が、「現代文学講座」開設のいきさつなどを聞かれて話しまいた。

(下2つ)次に講師の内田正好先生が話をされました。その後、内田先生が今年度第5回目に取り上げた小野寺苓著「茶杓~消えた伊達家家老」の最後の部分を朗読しました。

 (下) 9名ほど参集した受講生も受講の感想などを聞かれてそれぞれ話しました。放送が楽しみです。 


一関市大東町「観福寺」のツワブキ(石蕗) 2015年10月18日(日)

2015年10月19日 | 植物図鑑

ツワブキ(石蕗)キク科 ツワブキ属 Farfugium japonicum

葉に艶があるフキ(蕗)という意味の艶蕗がなまって、ツワブキになったのではないかと言われる。若い葉柄はフキと同じように、キャラブキなどにして食べる。初冬の花の無い季節に黄色の大きな花をつけ、葉も美しいことから、庭などによく植えられ、葉に斑が入ったものなど、園芸品種も多い。また食用として畑に栽培されることもある。

海岸の岩の上や崖などに生える多年草。葉は直径10~30㎝の少し横長の円形で、厚くて光沢があり、長さ10~40㎝の長い柄がある。若葉は握りこぶしのようにまるまり、灰褐色の軟毛をかぶっている。花期は10~12月。根生葉の間から高さ30~75㎝の太い花茎を伸ばし、黄色の頭花を多数つける。頭花は直径4~6㎝で、舌状花と筒状花でできている。分布:本州(太平洋側では福島県以西、日本海側では石川県以西)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


秋田県立近代美術館「彫刻広場」の彫刻(その2) 2015年10月17日(土)

2015年10月19日 | 彫刻、絵画

 

2015年10月17日(土)、秋田県立近代美術館(秋田県横手市赤坂字富ケ沢62-46)の「彫刻広場」(屋外)に沢山の彫刻が展示されていました。(その2)

(上と下2つ)集合場所に指定された「TO THE SKY」という名の彫刻。

TO THE SKY  澄川喜一(すみかわ・きいち)1993年 H.10m

遥か天を衝くかのように聳え立つ石の塔。二つの方向に伸びたステンレスのゆるやかな流れは、無限に広がる生の営みを思わせます。

(上)特別展「滝平二郎の世界」を観た後、集合時間まで長椅子に座す人達。

(下2つ)楽園 The Paradise  下川昭宣(しもかわ・あきのぶ)1998年 H.90×35㎝ 黒御影石で作られたカバ(河馬)の親子です。単純化されたフォルムの中に情愛が込められています。

(上と下)大地の鼓動 安藤 泉(あんどう・いずみ)1993年 H.350cm

 高さ3.5mの巨大なマンモス。鍛金の技法によって銅板は何万回となくハンマーで鍛えられ、生命を吹き込まれるのです。

(上と下2つ)声良鶏(こえよし・にわとり)相川善一郎(あいかわ・ぜんいちろう)1952年 H.110cm  国の天然記念物に指定されている声良鶏の堂々とした姿が青空に映え、朗らかな雰囲気を醸し出します。

(上と下)彫刻作品では無いようですが、「水飲み場」でも無いような?!

(上と下)子ども達が作品の秋田犬に跨って遊んでいます。

  犬も歩けば IN AKITA 藪内佐斗司(やぶうち・さとし)1993年 H.79cm

  秋田犬をモチーフにして連続性を持たせています。子どもが乗ることを考えた、遊び心あふれる作品です。

(上と下)フラワーソング 黒川晃彦(くろかわ・あきひこ)1992年 H.200.5cm

静かな午後の日だまりを思わせるほほえましい光景。女の子の名前は「ポテト」。ベンチに腰掛け、彫刻と一緒になって楽しむことができます。