2015年10月20日(火)、一関市立大東図書館(館長・鈴木英也、一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2)主催の「文学の旅~遠野物語の世界を感じに!」というバスツアー(その8)。
「とおの物語の館」の柳田國男展示館や旧柳田國男隠居所などを見学してから昼食のため伝承館(遠野市綾織町新里8地割2番地1)に移動です。
ここは遠野地方のかつての農家の生活様式を再現し、伝承行事、昔話、民芸品の製作・実演などが体験できます。園内には国の重要文化財・旧菊池家住宅、遠野物語の話者であった佐々木喜善の記念館、千体オシラサマの御蚕神堂(オシラ堂)などがあります。
「伝承園」の見学を終え、国道340号線側にある出入口を出て、バスが待つ「伝承園駐車場」まで歩きました。
(上)県道340号線沿いにあった古参道跡。この広い道路の向かい側の民家の生垣にあるツルウメモドキ(蔓梅擬)が、赤い皮に包まれた種子が顔を出している果実を沢山付けていました。
(上)伝承園の水車小屋が見えました。小川を挟んだ隣地でした。環境省の「コース案内図」板がありました。
(上5つ)の内、「山口の水車」と「たかむろ水光園」には行きましたが、車窓から眺めただけでした。
ツルウメモドキ(蔓梅擬)ニシキギ科 ツルウメモドキ属 Celastrus orbiculatus
山地の林の縁などに普通に見られる落葉つる性木本。実が美しいので庭木や盆栽、生け花などの花材としてよく利用される。葉は互生し、長さ5~10㎝、幅3~8㎝の楕円形または倒卵形で、縁には不揃いの浅い鋸歯がある。5~6月、葉のつけ根に黄緑色の小さな花を数個~10数個つける。花は直径7㎜ほどで、花弁は5個。雄花の雄しべは5個、雌花の雄しべはごく小さい。雌雄別株。果実は直径7~8㎜の球形。秋に黄色に熟すと3つに割れ、赤い皮に包まれた種子が顔を出す。分布:北海道~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「同3・秋の花」より]