2015年10月3日(土)、一関市博物館主催の平成27年度「史跡めぐり~磐井の石めぐり」第1回 舞草・長島方面が、市のバスを使い、舞草史跡調査会と舞草神社の協力のもと実施されました。
最初の訪問地は、「上(うえ)の山の屏風石」(一関市舞川字穴倉・佐藤家の裏側)で、次は篭石(関市舞川字境)、その次は様石(ためしいし)・日光石(一関市舞川字榎木)でした。
4番目は観音山と呼ばれている所にある白山妙理大権現(一関市舞川字吉祥)でした。バスに戻ってさらに東参道 を登って行きます。車1台が通れるだけの細い道なので怖いほどでした。
儛草神社(以後「舞草神社」とも表記、一関市舞川字大平5番地)の髄身門(仁王門)の前に着きましたが、ここで駐まらず、先に「大部ケ岩」を見学しました。
「大部ケ岩」を見学してから儛草神社に戻って、拝殿をお借りして昼食休憩しました。その後、仁王門(現在は「随身門」)から移した2体の仁王像が安置されている吉祥山東城寺跡に向かい仁王像を見せていただきました。
観音山を後にして「長島(小嶋村=おじまむら・長部村=おさべむら)部地域の名石」を見に、先ず向かったのが吉祥山東松寺(平泉町長島字赤伏前[旧小嶋村]。昭和49年9月頃に観音山の開発が行われた際に観音山から三十三観音が移されたものだそうです。
次は平泉町長島字築館(つきだて)の大師堂でした。県道14号線沿いの少し高くなっている所にありました。
そして最後は、平泉町長島字生江田(なまえだ)の疣石(いぼいし)でした。予定よりかなり早く終了してしまったので、少し物足りないような感じがしました。
疣石(いぼいし)平泉町長島字生江田(なまえだ):石の窪みに溜めた水でイボ(疣)を洗うと治ると伝えられていた。
疣石 場所:金神 大きさ:高7尺5寸、廻り3丈 疣立候石にて石に窪これあり。水溜め居り申し候所疣出候者、此の水にて洗い候えば治り候に付名づけ候事[長部村の安永風土記(「風土記御用書出」安永4年『宮城県史』所収)に記述されている名石12より]