peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町渋民のイネ(稲) 2015年9月29日(火)

2015年10月02日 | 植物図鑑

 

2015年9月29日(火)、一関市立渋民市民センター(所長 伊藤朋広)主催の「室蓬カレッジ現代文学講座」の移動研修が行われ花巻市の「高村山荘・高村光太郎記念館」(花巻市太田3-91-3)や三「宮沢賢治記念館」(花巻市矢沢1-1-36)などを見学してきました。

この移動研修の集合場所の大東保健センター(一関市大東町渋民)付近の田圃に作付けされたイネ(稲)が淡黄色に実って穂を垂れていました。既に刈り取られてハセ掛けされていたものもありました。

私は、頭を垂れた稲穂を見ると「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」という格言や「米という字を分析すれば、八十八度の手がかかる」という歌が思い出されます。一関地方は今年も豊作が約束されているようです。

 イネ科の穀物:五穀豊穣の五穀は、イネ、ムギ、アワ、マメに、キビまたはヒエを加えたもの。このうちアワ、キビ、ヒエなどの雑穀はやせ地でもよく育つので、イネやムギの耕作に向かない土地の食糧として重要な役割を果たしてきた。

イネ(稲)イネ科 イネ属 Oryza sativa

コムギ、トウモロコシとともに世界の三大穀物のひとつ。日本酒の原料としても重要。高さ50~90㎝の一年草。紀元前4000年以前に、インドのアッサム地方から中国の雲南省にかけての地域で栽培がはじまり、日本へは中国を経て、縄文時代後期に伝わったと考えられている。米粒の丸い日本型と細長いインド型があり、インド型は粘りが少ない。それぞれにウルチ種(炊飯用)モチ種(餅用)がある。


花巻市「高村山荘」のイヌタデ(犬蓼)/アカマンマの花 2015年9月29日(火)

2015年10月02日 | 植物図鑑

2015年9月29日(火)、一関市立渋民市民センター(所長 伊藤朋広)主催の「室蓬カレッジ現代文学講座」の移動研修で訪れた「高村山荘」(花巻市太田3-91-3)の三畝菜園跡や散策路の傍に「アカマンマの花」と呼ばれて親しまれているイヌタデ(犬蓼)が群生して、紅紫色の花を沢山咲かせていました。

イヌタデ(犬蓼)タデ科 タデ属 Polygonum longisetum

 道ばたや空き地、畑などにごく普通に見られる一年草。アカマンマの名前でも親しまれている。高さは20~50㎝。茎は赤みを帯び、下部は横に這う。葉は互生し、長さ3~8㎝の広披針形。花期は6~10月。紅紫色の小さな花が穂になってびっしりとつく。花穂は長さ1~5㎝。実は黒く、花に包まれたまま熟す。分布:日本全土。[山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]