2015年9月29日(火)、一関市立渋民市民センター(所長 伊藤朋広)主催の「室蓬カレッジ現代文学講座」の移動研修が行われ花巻市の「高村山荘・高村光太郎記念館」(花巻市太田3-91-3)や三「宮沢賢治記念館」(花巻市矢沢1-1-36)などを見学してきました。
この移動研修の集合場所の大東保健センター(一関市大東町渋民)付近の田圃に作付けされたイネ(稲)が淡黄色に実って穂を垂れていました。既に刈り取られてハセ掛けされていたものもありました。
私は、頭を垂れた稲穂を見ると「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」という格言や「米という字を分析すれば、八十八度の手がかかる」という歌が思い出されます。一関地方は今年も豊作が約束されているようです。
イネ科の穀物:五穀豊穣の五穀は、イネ、ムギ、アワ、マメに、キビまたはヒエを加えたもの。このうちアワ、キビ、ヒエなどの雑穀はやせ地でもよく育つので、イネやムギの耕作に向かない土地の食糧として重要な役割を果たしてきた。
イネ(稲)イネ科 イネ属 Oryza sativa
コムギ、トウモロコシとともに世界の三大穀物のひとつ。日本酒の原料としても重要。高さ50~90㎝の一年草。紀元前4000年以前に、インドのアッサム地方から中国の雲南省にかけての地域で栽培がはじまり、日本へは中国を経て、縄文時代後期に伝わったと考えられている。米粒の丸い日本型と細長いインド型があり、インド型は粘りが少ない。それぞれにウルチ種(炊飯用)とモチ種(餅用)がある。