2015年11月4日(水)、昨日に引き続き朝から良い天気になったので、一関市東山町長坂字町の裏側の道(砂鉄川の堤防に近い道)を散策しました。道路沿いにある民家の玄関先に植栽されているタチバナモドキ(橘擬)が、橙黄色に熟した果実をびっしりと付けていました。
タチバナモドキ(橘擬)バラ科 ピラカンサ(トキワサンザシ)属 Pyracantha angustifolia
別名:ホソバトキワサンザシ(細葉常盤山査子)。中国西南部原産の常緑低木で、日本には明治時代に渡来した。高さは2~4m。葉は互生または短枝に束生し、長さ5~6㎝の狭長楕円形または狭倒卵形で革質。縁は全縁または腺状の鋸歯がある。葉の裏、萼、小花柄には灰白色の軟毛がある。5~6月、葉の腋の散房花序に直径5~8㎜の白い花を5~10個開く。花弁と萼片は5個。果実は直径5~8㎜の平たい球形で橙黄色に熟し、先端に萼片が残る。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]