2015年11月5日(木)、世界遺産・平泉中尊寺に行きました。月見坂を登って行くと、道路沿いに生えているムラサキシキブ(紫式部)と思われる樹木が、紫色に熟した果実を沢山付けていました。また、並行して総門跡の所まで続いている道路沿いにもムラサキシキブ(紫式部)と思われる樹木が生えていて、紫色に熟した果実を沢山付けていました。
(上と下)月見坂から分岐している細い道があり「そば処・義家」があります。その道を登って行くと八幡堂があり、トイレがあり、総門跡の所で合流します。
(上)登り側から見た八幡堂周辺と(下)下り側から見た八幡堂周辺。
(下)下り側から見た「そば処・義家」付近。
ムラサキシキブ(紫式部)クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 Callicarpa japonica
実の美しさを紫式部にたとえた名前といわれる。丘陵や低い山に普通に見られる落葉低木。高さは2~3mになる。葉は対生し、長さ6~13㎝の倒卵形または長楕円形で、縁には細かい鋸歯がある。花期は6~7月。葉のつけ根から柄を出し、淡紅紫色の小さな花が多数群がってつく。花は長さ4~5㎜。果実は直径4㎜ほどの球形で、秋に紫色に熟す。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]