peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市城内のヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) 2015年11月21日(土)

2015年11月21日 | 植物図鑑

2015年11月21日(土)一関市城内の住宅地を釣山公園目指して歩いていたら、道路沿いの民家の軒先に真っ赤に熟した実を沢山付けたヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)がありました。

 ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ナス科 ナス属 Solanum lyratum

山野に生えるつる性の多年草。全体に腺毛が多く、葉柄でほかの木などに絡みつく。葉は互生し、長さ3~10㎝の卵形。下部の葉には深い切れ込みがある。8~9月、葉と対生して柄を伸ばし、直径約1㎝の白い花をまばらにつける。果実は直径約8㎜で、熟すと真っ赤になる。名前はこの赤い実をヒヨドリが好むことによる。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市城内のヒイラギ(柊) 2015年11月21日(土)

2015年11月21日 | 植物図鑑

 2015年11月21日(土)、一関市上の橋通りから総合福祉センターの前を通り、裁判所の方へ歩いていたら「一関市女性センター」という表示板がある所の民家の庭に植栽されているヒイラギ(柊)が白い花を沢山咲かせているのを見つけました。

(上)ヒイラギ(柊)の若木の葉は、縁に針のように鋭く尖った鋸歯があるが、老木の葉は刺がない。

 ヒイラギ(柊) モクセイ科 モクセイ属 Osmanthus heterophyllus

山地に生える常緑小高木。庭木としてもよく植えられている。高さは5~8mになる。葉は対生し、長さ4~7㎝の楕円形で堅く、表面は光沢がある。若木の葉は縁に針のように鋭く尖った鋸歯があるが、老木の葉は刺がない。

10~11月、葉のつけ根に香りのよい白い花が束になって多数つく。花は直径5㎜ほど。雌雄別株。果実長さ1.5㎝ほどの楕円形で、翌年黒紫色に熟す。分布:本州(福島県以西)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]