peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市博物館の「史跡めぐり~磐井の石めぐり」第2回(大東方面)その7 2015年10月18日(日)

2015年11月12日 | 植物図鑑

2015年10月18日(日)、一関市博物館主催の「史跡めぐり~磐井の石めぐり~第2回(大東方面)」が、10:00時 芦東山記念館前集合で、市のバスを使って行われました。

最初の見学場所は、続石山大原寺(だいげんじ)跡(大東町大原字大明神)で、次に向かったのは金烏神社(大東町大原字西山字小林)、3番目は小林寺(和照院)跡(大東町大原字角明沢)でした。

「小林観音堂跡」(一関市大東町大原字角明沢の亀峰山長泉寺の裏手)を見学した後、砂鉄川沿いの道路で待つバスまで歩いて乗車、次の見学場所へ移動です。

道路沿いにある「磨崖碑 塩釜宮」(大東町大原字折坂)を車窓から見て、砂鉄川に架かる渋民橋を渡って⑤続石大明神(大東町渋民字続石)を見学。

そこから戻って砂鉄川沿いにある⑥大洞地の磐座(大東町渋民字大洞地)を見学。その後は昼食のため渋民市民センター(上)に移動です。

昼食後、芦東山記念館周辺の石碑を見学して、次は石割松(大東町猿沢字地ノ神)の見学です。

 

石割松は、国道343号線と456号線が重複する部分の道路沿い(大東町猿沢字地ノ神)にありました。この辺りは広域地名・新渡戸(字袋沢、地ノ神、本木、関根、荒谷、中野台、志田山、田中前、石穴)で、興田川に架かる松見橋のすぐ近くです。バス停「新渡戸」がありました。

石割松:自生の赤松の根が、大きな花崗岩を真二つに割って、樹齢260年位と云われる松が枝を広げている。この場所は、猿沢の旧家で菊地姓の大本家「関谷屋敷」の一角にあたります。同家には明応9年(1500)銘の「マイリノ仏・画像」が有ったが、昭和の火災で焼失してしまった。菊地家は葛西時代、渋民・根城の家老であったとも伝えられている。近くの字荒谷には「石割桜」もあり、4月20日前後が花見頃です。

曹洞宗円通寺龍泉寺:応仁2年(1468)新潟県耕雲寺の末寺として開山。本尊は釈迦牟尼仏で、16世萬智和尚の作。天狗田・猿沢の人々の菩提寺。市の指定文化財である金銅製経筒2合天文2年(1553)と永禄12年(1569)がある。[案内人が配布した資料より]


芦東山記念館のムクロジ(無患子)  2015年11月3日(火)

2015年11月12日 | 植物図鑑

2015年11月3日(火)、一関市立芦東山記念館(一関市大東町渋民字伊勢堂71-17)に行きました。東南の方向に植栽されているムクロジ(無患子)と思われる樹木が、果実を沢山つけていました。

 ムクロジ(無患子)ムクロジ科 ムクロジ属 Sapindus mukorosii

山地に生える落葉高木。高さは普通10~15m。葉は偶数羽状複葉で互生する。小葉は4~8対あり、長さ7~15㎝の狭長楕円形で、基部が少し歪んでいる。6月頃、淡黄緑色の小さな花が円錐状に多数つき、同じ花序に雄花と雌花が混じっている。果実直径約2㎝の球形で黄褐色に熟し、中に黒くて硬い種子が1個ある。果皮はサポニンを含み、昔は石鹸のかわりに使われた。種子は羽根つきの球にする。分布:本州(茨城・新潟県以西)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]